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ミック・シューマッハー、F1ドイツGPで父ミハエルがタイトルを獲得した『F2004』によるデモラン披露

2019年07月03日 19:11  AUTOSPORT web

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2004年F1第13戦ハンガリーGP ミハエル・シューマッハー
7度のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハーの息子、ミック・シューマッハーは、7月にホッケンハイムで開催されるF1第11戦ドイツGPにおいて、ミハエルが2004年にフェラーリでタイトルを獲得した時に乗っていたマシン『F2004』をドライブすることが決まった。

 フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員であり、2019年シーズンはプレマ・レーシングからFIA F2に参戦しているミック。彼はドイツGPの予選前に、F2004によるデモランを行うという。

 ミックには、過去にもミハエルがドライブしていたマシンに乗った経験がある。2017年のベルギーGPでは、1994年にミハエルがベネトンでドライブしていた『ベネトン B194』によるデモランを披露した。

「ホッケンハイムでこのマシンをドライブするなんて、素晴らしいことだ」とミックは話した。

「僕が最後にこのトラックを訪れたのは、2018年にFIAヨーロピアンF3選手権でタイトルを獲得した時だ。それが今では、F1の歴史のなかでも最強のマシンのひとつをドライブできるんだ」

「すべての熱狂的なモータースポーツファンの人たちが、この特別な瞬間を楽しみにしているだろう」

 F2004は、当時フェラーリに所属していたロス・ブラウン、ロリー・バーン、アルド・コスタらがデザインしたマシンだ。ミックがデモランを行うことについて、現在F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるブラウンは、次のように語った。

「たくさんの素晴らしい思い出と関係のあるマシンに乗っているミックを見て、感傷的な瞬間を迎えることになる」

「F2004は素晴らしいマシンだ。15勝を挙げ、そのシーズン(2004年に)ドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを獲得した。黄金時代の絶頂期だということがわかるだろう」