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吉岡里帆主演『見えない目撃者』主題歌は17歳のシンガー・みゆな

2019年07月03日 19:00  CINRA.NET

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『見えない目撃者』ビジュアル ©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ ©MoonWatcher and N.E.W.
9月20日から公開される映画『見えない目撃者』の主題歌が発表された。

韓国映画『ブラインド』を原作にした同作は、自身の過失によって起きた事故で弟と視力を失い、警察官の道を諦めた浜中なつめが、ある接触事故から感じ取った情報をきっかけに連続誘拐事件の闇に切り込み、やがて弟の死に向き合っていく姿を描く作品。主人公のなつめ役を吉岡里帆、なつめの熱意に感化されて彼女の「もう一つの目」となり事件に立ち向かう高校生・国崎春馬役を高杉真宙が演じる。監督は森淳一。

主題歌に起用されたのは、『FUJI ROCK FESTIVAL'19』への出演も決定している17歳のシンガー・みゆなの新曲“ユラレル”。同曲はみゆなが完成前の映画を鑑賞して書き下ろした楽曲で、主人公・なつめの事件に対する怒りと自身の不甲斐なさを呪う叫びが表現されている。

主演の吉岡里帆は主題歌について「書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました。また、みゆなさんは17歳の女の子で、私が役を通じて探していた、事件に巻き込まれてしまう女子高生とリンクしているんです。その女子高生がずっと不安を抱えながら一人で叫んでいる、その叫びも楽曲から伝わってきました」とコメント。

みゆなは「この映画に、人の愛を感じました。いろんな形の愛を見ることができ、私の中で忘れられない作品となりました。楽曲は、試行錯誤しながらも、実験的なサウンド、エフェクトを使用して出来上がっていますので、映画館で味わって頂けると嬉しいです」と語っている。

■吉岡里帆のコメント
書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました。
また、みゆなさんは17歳の女の子で、私が役を通じて探していた、事件に巻き込まれてしまう女子高生とリンクしているんです。
その女子高生がずっと不安を抱えながら一人で叫んでいる、その叫びも楽曲から伝わってきました。
みゆなさんは、初めて映画主題歌を担当されると伺いました。わたしも本作の中で、目が見えないことであったり、盲導犬役のパルとの演技、そしてこれほどまでに本格的なアクションといった、自分にとって初めてのことに挑戦させていただいたこともあり、映画『見えない目撃者』で、みゆなさんと一緒に新たな扉を叩いている気がしてとても嬉しいです。

■森淳一監督のコメント
主題歌は、映画の余韻に関わる重要なパートです。作品の内容にぴったり寄り添うのか、もしくはアーチスト独自の新たな解釈を加えるのか。「ユラレル」を初めて聞いた時、その真ん中を、真っ直ぐつらぬく曲だなと感じました。硬質で鋭く尖った槍で、後方から映画を串刺しにされる感じ。ダークな雰囲気を醸し出しながらも情感豊かで心地よいサウンドが、映画を観客の心にしっかりと着地させてくれると信じています。

■みゆなのコメント
映画『見えない目撃者』の主題歌を担当させていただけるということに、驚きと喜びが溢れています。楽曲制作をするにあたり映画を拝見させていただきましたが、「こんなに引き込まれる映画があるのか」と、初めての感覚でした。この映画に、人の愛を感じました。いろんな形の愛を見ることができ、私の中で忘れられない作品となりました。楽曲は、試行錯誤しながらも、実験的なサウンド、エフェクトを使用して出来上がっていますので、映画館で味わって頂けると嬉しいです。