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バズを演じて23年以上 所ジョージ、『トイ・ストーリー』が愛され続ける理由を語る

2019年07月03日 16:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『トイ・ストーリー4』(c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 7月12日に全国公開となる『トイ・ストーリー4』より、日本語吹替版でバズ・ライトイヤーを演じている所ジョージのコメントが到着した。


参考:キアヌ・リーブスが日本語で「コニチワ!」 『トイ・ストーリー4』デューク・カブーンの特別映像


 本作は、おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆をドラマティックに描いたディズニー/ピクサーの傑作『トイ・ストーリー』シリーズの最新作。子供の頃からおもちゃが大好きで、おもちゃコレクターとしても有名な所は、日本版声優として1作目から23年以上もバズ・ライトイヤーを演じている。そんな所は、『トイ・ストーリー』シリーズが子供だけでなく大人からも愛される理由について、「大人がいつの間にか忘れてしまっていることを、『トイ・ストーリー』を観ると懐かしくなって思い出すからだと思う」と、日本でも長年愛されているシリーズの魅力を語った。


 おもちゃの世界を舞台に、カウボーイ人形のウッディと相棒バズの友情や大切な人との別れなどを描いた『トイ・ストーリー』シリーズの魅力を、所は“懐かしさ”だと語る。「よく言うのは、子供はずっと砂遊びできるけど大人はできない。大人になると手が汚れるとか、どうせ作ったって誰かが壊すとか、砂で遊んでいたらおかしいとか、色んな立場とか状況を考えちゃうでしょ。子供は砂の中に何かあるんじゃないかとか、この後に手を洗わなきゃいけないとか、靴下に砂が入るとか、そういうことを一切想像しない。だから『トイ・ストーリー』 を観ると、昔は砂場で遊んだなとか、子供の時におもちゃで遊んで楽しかったことを思い出すんだと思う。だからみんな『トイ・ストーリー』が好きなんだろうね」と分析。


 そんな本作だが、ウッディとバズの友情コンビは健在。2人は、新しい持ち主のボニーが幼稚園で作ったおもちゃフォーキーと出会い、子供部屋を飛び出して新しい冒険に巻き込まれていく。そんな中でかつての仲間ボー・ピープと再会し、ウッディは大きな決断を下すことになる。ジョシュ・クーリー監督は、ウッディとバズの関係について「彼らは長年一緒に組んできた相棒のように、より深い関係になっている。お互いの言いたいことが分かるぐらいに、相手の考えや不安が読めるんだ。2人は長い時間をかけて強い絆が生まれていて、本作では2人にとってものすごく重要な瞬間が訪れるんだ」と語り、2人の友情に変化が訪れる予感も。所も「ウッディとバズに待ち受ける衝撃の結末は見逃せないよ。『トイ・ストーリー4』が一番面白くて笑えて、ものすごい感動が待ち受けているからね」と自信を見せている。(リアルサウンド編集部)