2019/20シーズンのABBフォーミュラE選手権で初開催される韓国でのソウルE-Prixのサーキットレイアウトが7月1日に明らかとなった。
6月14日にフランス・パリで開催されたWMSC世界モータースポーツ評議会で第6シーズンとなる2019/20シーズンの開催カレンダーを発表したフォーミュラE。新開催地として韓国・ソウルが5月3日の第10戦にスケジュールされた。
1日にソウル市内でラウンチイベントが行われ、ソウル市街地を使用した2.8キロ、19ターンによるサーキットレイアウトを発表。
有名な観光地であるロッテワールド近くのオリンピック公園周辺を使用し、1988年に夏季オリンピックの競技場となったチャムシル・スポーツ・コンプレックス内にも7つのターンを取り入れている。
「来季ABBフォーミュラE選手権で初めて韓国、そしてソウルの街に来ることができてとてもうれしいよ。ソウルはスポーツの伝統があり、国際的なイベントの開催経験を持っている活気に満ちた多才な都市だ」
「フォーミュラEは、スペクタクルなスタジアムセクションを持つユニークなトラックを使い、有名な旧オリンピック会場でスピードとパフォーマンスを披露することだろう」と語るフォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOはコメント。
ソウルE-Prixのイベントマネジメントの代表を務めるリー・ヒボムも、「韓国でフォーミュラE開催を狙うことで、未来的なコンペティションを通じて環境にやさしい自動車技術を紹介することができる」
「大気汚染など環境への影響を最小限に抑えることによって韓国国内の自動車産業の発展にも貢献し、次世代のレースイベントしてこの選手権を位置付けるだろう」と語っている。