ロサンゼルス・モーターショー2018でワールドプレミアされた新型『BMW X7』が日本上陸 最新モデル攻勢を続けるBMWは、スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)の最上級ラグジュアリーモデルとして、最大7人乗りを可能とする高い実用性と威風堂々としたデザインを兼ね備えた、新型『BMW X7』の日本導入を発表。6月24日より発売を開始している。
フラッグシップクーペの『8シリーズ』を皮切りに、先日はサルーンのモデルラインアップで頂点に君臨する『7シリーズ』の刷新をアナウンスしたBMWは、独自のカテゴライズとなるSAVでも、最上級に位置付けられる完全ブランニューモデル『X7』を日本市場に投入する。
全長5165mm、全幅2000mm、全高1835mmという存在感溢れるディメンションは、7シリーズにも通じる水平基調のクリーンなデザインを採用し、最上級モデルとしての堂々たる佇まいを備えたデザインとなっている。
また、ブランドのアイコンであるキドニー・グリルは、SAVの全高と威厳を象徴する縦方向に強調されたデザインとし、SAVらしい屈強な印象を際立たせた。
その体躯を活かした3105mmというホイールベースにより余裕のある室内空間も実現し、2列目、3列目の乗員が長時間快適に過ごせるラグジュアリー感溢れる空間が用意され、さらに6人乗りモデルでは2列目が2席の独立したコンフォート・シートとなり、広々と贅沢な居住空間が得られる。
さらにシートにも厳選した牛革を使用したBMW Individualメリノ・レザーがスタンダードモデルを除いて標準装備となり、セレクト・レバーやStart/Stopボタン等に透明度の高いクリスタルを採用することで、旗艦SAVにふさわしいラグジュアリーさも演出されている。
パワートレインも2種類のユニットが用意され、全4グレード中3機種展開となる35dのディーゼルモデルは、265PS/620Nmを発生する3リッター直列6気筒を搭載。2000-2500rpmという低回転の実用域からピークトルクを発生することで、ストレスのない加速と安定したクルージングを実現する。
また、路面状況を各ホイールのセンサーで感知し必要に応じて上下それぞれ40mmの間で車高を自動調整する4輪アダプティブ・エア・サスペンションや、カメラによって進行方向の路面状況を詳細に確認し、サスペンションだけでなくダンパー調整やロール回避を最適化するエグゼクティブ・ドライブ・プロを採用することで、路面を舐めるように滑空する極上の乗り心地も実現した。
一方、V型8気筒ツインターボ・ガソリンを搭載するM50iは、530PSの最高出力により0-100km/h加速4.7秒を達成。さらに、Mスポーツ・エキゾースト・システムを搭載するなど、より走行性能を高めたモデルとなっている。
先進安全運転支援機能(ADAS)では、高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システム”や、35km/h以下での走行時に直近の50m軌跡を記憶し、通った道を自動で後退可能な“リバース・アシスト”を搭載。
さらに7シリーズにも採用のトラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)機能もBMWとして初搭載し、最新のADASを網羅するほか、AI技術を活用したBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント、通信サービスのBMWコネクテッド・ドライブも標準となっている。
ガソリン仕様はモノグレード展開となり、ディーゼルはスタンダード、デザイン・ピュア・エクセレンス、M Sportの3機種を設定。全車右ハンドル仕様となり、価格は1079万~1566万円。デリバリーは2019年8月以降が予定されている。
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