イタリアのアイウェア企業サフィロ(Safilo)が7月1日、「ディオール(DIOR)」と「ディオール オム(DIOR HOMME)」のライセンス契約を2020年12月31日付で終了すると発表した。
サフィロはディオールとディオール オムのライセンス商品を20年以上手掛けており、2018年度の決算では、同社の総売上高の約13%を2ブランドの商品が占めた。契約終了は同社のコスト削減プログラムの一環で、主要な地域やブランド、チャネルに焦点を当てた売上高の再成長を目指した事業計画に基づいたものだとしている。また同社は、サングラスショップ「Solstice」を運営する子会社の小売チェーンSolstice社をFairway LLCへ売却したことについても発表した。今年末には新たなビジネスプランを発表する予定だという。