「ケンゾー(KENZO)」が、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)とキャロル・リム(Carol Lim)の後任として、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)を同ブランドのクリエイティブディレクターに任命した。
>>KENZO新クリエイティブディレクターにオープニングセレモニー創設者就任
フェリペ・オリヴェイラ・バティスタは2003年に自身の名前を冠したウィメンズブランド「Felipe Oliveira Baptista」を妻であるセヴリーヌ・オリヴェイラ・バティスタ(Séverine Oliveira Baptista)とともに立ち上げ、2008年からパリファッションウィークで発表。2010年に「ラコステ(LACOSTE)」のクリエイティブディレクターに就任し、2018年まで同職を務めた。
ケンゾーCEOのSylvie Colin氏は「バティスタの革新的で現代的な創造的ビジョンと芸術的なアプローチによって、ケンゾーはブランドの可能性を最大限に引き出すことができると考えています」とコメント。バティスタは「高田賢三氏のクリエイションは、歓びやエレガンス、若々しさ、そして大胆なユーモアに満ち溢れたものばかりでした。これまでケンゾーがセレブレートしてきた自然や文化的多様性は、今後もブランドのコアにありつづけます」と同ブランドについて語っている。