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ヘンリー王子&メーガン妃、愛息の洗礼式は“非公開”で行うことに プライバシー主張する夫妻に国民は怒り

2019年07月01日 16:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

邸宅改修に多額の税金使用で反感を買ったヘンリー王子夫妻だが…(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月27日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex are excited to announce that they have been asked to carry out a tour to Southern Africa this autumn.」』のスクリーンショット)
5月に誕生したヘンリー王子とメーガン妃の第1子アーチーくんの洗礼式がまもなく行われる予定だが、夫妻がこのビッグイベントを非公開で行う意向であることを英紙『The Sunday Times』が報じた。夫妻のこの決断には英国民が怒りの声をあげているようだ。

ヘンリー王子とメーガン妃のもとに誕生した第1子アーチーくん。父の日には夫妻が公式Instagramで顔半分が写ったセピア色の写真を投稿したものの、誕生から2か月近くが経つ今もアーチーくんの顔全体がはっきりとわかる写真は一切公開されていない。

王室ファンらは「今度こそアーチーくんの顔が拝めるチャンス」とまもなく執り行われる洗礼式に期待を寄せていたが、このほど英紙『The Sunday Times』は夫妻がこのビッグイベントにはメディアを一切入れずに“非公開”にて進める意向であることを報じた。現在明らかになっているのは洗礼式がウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われるという情報のみで、日取りは妃の故郷米国の独立記念日にあたる7月4日、もしくはその週末とも言われている。

『The Sunday Times』によれば、ウィリアム王子夫妻の子供達とは異なり、アーチーくんは“殿下”の敬称を持たず、また王位継承権も低いことから夫妻は愛息を“私人”と考えており、そのためプライバシーを何としても死守したい意向でいるという。同紙には、

「英王室には、ヘンリー王子ほどプライバシーにこだわるロイヤルメンバーは他にはいませんね」

「アーチーくんは“殿下”ではありませんから、息子のプライバシーを徹底する権利があるとヘンリー王子は考えているのです」

と夫妻の関係者による証言も寄せられている。

しかしプライバシーの大切さをアピールする一方で、邸宅の大幅な改修工事に税金から3~4億円を注ぎ込んでいたことが明らかになったとあって、国民の怒りは収まらないようだ。現在Twitterには、

「プライバシーは守りたいけど、税金は使わせてだって? そんな調子のいいことがまかり通るとでも思っているのか?」
「この夫婦は大きな間違いを犯している。プライバシーって騒ぐなら、家の改修も自分達で支払ってメディアの前から完全に姿を消すべき」

といった意見が多数書き込まれている。あるユーザーはエリザベス女王の公式SNS「バッキンガム宮殿」、ウィリアム王子夫妻の「ケンジントン宮殿」、そしてチャールズ皇太子夫妻の「クラレンス・ハウス」をタグ付けし、

「アーチーくんに“私人”としての人生を歩ませたいと願う彼の両親に、私たち国民の税金を使わなければならない理由を教えてください」

とツイートしている。

メーガン妃はアーチーくん妊娠中、ニューヨークでハリウッドセレブ達と豪華なベビーシャワーを楽しみバッシングを浴びていたが、その後も英王室御用達名医の立会いを断ったり、病院玄関口でのベビーお披露目をしないと宣言するなど英王室の伝統をことごとく破ってきただけに、このたびの夫妻の下した決断には国民も堪忍袋の緒が切れてしまったようである。

王室伝記作家のペニー・ジュナーさんも、納税者が望んでいるのは代父母とアーチーくんがそろって洗礼式場に現れるところを見ることであり、血税を散財しておきながら“私人”・“プライバシー”と声高に主張する夫妻に対し、「いいとこ取りはできない」と激しく批判している。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月27日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex are excited to announce that they have been asked to carry out a tour to Southern Africa this autumn.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)