2019年F1第9戦オーストリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝 2019年F1第9戦オーストリアGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝、ホンダにとっては、2015年にF1に復帰して以来初の勝利となった。これを受け、本田技研工業株式会社の八郷隆弘代表取締役社長がコメントを発表した。
オーストリアGPでフェルスタッペンはフロントロウ2番グリッドにつき、スタートでは出遅れてポジションを落とすも、オーバーテイクを繰り返して上位に浮上。終盤にトップを走るフェラーリのシャルル・ルクレールを抜いて優勝を飾った。
この勝利はホンダにとって2015年のF1復帰以降初、2006年8月のハンガリーGP以来13年ぶり、通算73度目のグランプリ制覇に当たる。
本田技研工業株式会社の八郷代表取締役社長のコメントは以下のとおり。
― 勝利を支えて下さった皆様に感謝を
ついにF1での優勝を果たすことができました。2015年の復帰以降の道のりを考えると、大変感慨深く、また心からの喜びを感じています。まず、勝利を勝ち取ったマックス・フェルスタッペン選手とアストンマーティン・レッドブル・レーシングに感謝いたします。また、これまでHondaのF1プロジェクトに対し多大なるサポートを頂いた各ドライバーやスクーデリア・トロロッソは言うまでもなく、サプライヤー様や関係者の皆様も含め、支えてくださったすべての方々に、御礼を申し上げます。
― 夢に向かって、これからもファンの皆様とともに
そして、どんなときも熱い応援を送ってくださるファンの皆様へ、心からの感謝をお伝えしたいです。皆様の応援は、夢に向かって走る私たちを力強く後押ししてくれるエネルギーです。これからも皆様とともに挑戦し、喜びを共有したい、そう考えています。
― 走り続けることでしか、叶えられないことがある
HondaにとってF1は創業者の夢であり、大切なDNAの一つです。この5年間、開発やレースの現場では、数多くの困難に直面してきました。自分たちの力を信じ、諦めずに走り続けてきた従業員たちの努力がこうして実を結んだことを考えると、万感の想いです。私たちHondaの“The Power of Dreams”を一つ、体現することができました。
今日の勝利を第一歩として、最終目標であるシリーズチャンピオンを目指し、私たちはさらに一丸となってチャレンジを続けていきます。これからも引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。