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ホンダの13年ぶりF1勝利が確定。フェルスタッペンの接触事故が審議も“レーシングインシデント”との裁定/オーストリアGP

2019年07月01日 03:11  AUTOSPORT web

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2019年F1第9戦オーストリアGP表彰台 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2位、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位
2019年F1第9戦オーストリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップでフィニッシュしたが、終盤にフェラーリのシャルル・ルクレールをオーバーテイクした際のインシデントが審議対象になった。スチュワードは関係者から話を聞き、証拠を検証した上で、フェルスタッペンにペナルティを科さないことを決めた。

 2番グリッドのフェルスタッペンは、スタートで出遅れて8番手までポジションを落としたものの、オーバーテイクを繰り返し、戦略もうまく利用して順位を上げていった。終盤に首位のルクレールに追いついたフェルスタッペンは、71周のレースの69周目、ターン3で仕掛けたが、その際にルクレールをコース外に押し出す形になり、タイヤ同士の接触が起きた。

 このインシデントが審議対象になり、スチュワードはレース後、フェルスタッペンとルクレール、それぞれのチーム代表者の話を聞き、証拠を検証した。その結果、スチュワードは、コーナー出口での接触があったものの、「このインシデントに関し、どちらかのドライバーに完全、あるいは主な責任があるわけではなく、レーシングインシデントであると考える」として、ペナルティを科さないことを決定した。

 これでホンダにとって2006年のハンガリーGP以来、13年ぶりのF1優勝が確定した。