2019年F1オーストリアGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手だった。
アルボンはQ1でソフトタイヤを使い13番手で通過、Q2でもソフトで同じ13番手で、Q3への進出は果たせなかった。予選タイムは1分04秒665だった。
金曜にアルボン車にスペック3のパワーユニット(PU/エンジン)を搭載したホンダは、土曜にさらに新しいエレメントを投入した。FIA発表では、ICE(5基目)、ターボチャージャー(4基目)、MGU-H(4基目)、MGU-K(4基目)が新たに入れられ、これはすべて制限基数を超えての交換となるため、ペナルティ対象になる。しかし金曜に確定していた後方グリッドからのスタートというペナルティに変わりはなく、アルボンには土曜時点で19番グリッドが与えられている。土曜の交換についてホンダは、エレメントをストックするための「戦略的理由」と説明している。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン 予選=13番手
今日はそれなりに満足している。ペナルティを受けることを考えれば、これが僕らに可能なベストな結果だったと思うし、皆がいい仕事をした。
グリッド後方からスタートしなければならないが、今週末はロングランをたっぷりやってきた。ペースはよさそうだから、ポイントフィニッシュを目標にしているよ。ここはオーバーテイクが比較的容易なサーキットだし、決勝で何ができるか見ていこう。
自分の話をすると、この数戦で予選のパフォーマンスが改善しつつある。序盤はうまくいっていて、その後、少しよくない時期もあったが、またリズムを取り戻しつつあると思う。