2019年F1オーストリアGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは9番手だった。予選で5番手を獲得したハースのケビン・マグヌッセンがギヤボックス交換で5位降格のペナルティを受けたため、土曜発表時点の暫定グリッドではガスリーに8番グリッドを与えられている。
ガスリーはQ1でソフトタイヤを使い7番手。Q2ではソフトで6番手タイムを出し、Q3に進出した。これによりガスリーは決勝をソフトタイヤでスタートすることが決まった。Q3ではソフトで1分04秒199と、Q2のタイムを下回り、トラブルでアタックできなかったフェラーリのセバスチャン・ベッテル以外の最下位9番手となった。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 予選=9番手
残念な結果だ。肝心な時にラップをまとめられなかった自分にがっかりしている。Q3でやるべき仕事ができなかった。この問題に集中して改善していく必要がある。
ペースがいいので、僕らが一歩前進したのは間違いない。フリープラクティスでは好調で、すべての点においていい形で準備を整えていった。Q1とQ2は強力に戦い、ポジティブな要素をたくさん見つけた。Q3に向けて期待できそうな状況だったんだ。でも最初のラップは理想的でなく、2回目の最後のランではターン1でミスをし、ターン3までにコンマ3秒から4秒をロスした。あれがなければ5番手を獲得することができただろう。
でも今は明日に気持ちを切り替えなければならない。決勝で挽回することが可能だ。最終結果が出るのは明日だから、レースでポジションを上げていくため、力を尽くしていく。マシンは強力だし、どういう戦略を取れるのかを見ていくよ。