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「飛行機で隣になった人に話しかける」割合、日本は世界最低 フライト中のコミュ力の低さ明らかに

2019年06月30日 09:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エクスペディア・ジャパンは6月27日、「フライト内コミュニケーションに関する意識の国際比較調査」の結果を発表した。調査は4月12日~29日にかけてネット上で行われ、1年以内に飛行機に乗り、ホテルに宿泊した世界23か国の男女1万8237人から回答を得た。

「機内で隣の知らない人に話しかける」と答えた日本人は15%で、世界最低だった。2番目に低かった香港(24%)とも9ポイント差が付いている。逆に、「知らない人に話しかける」と回答したのが最も多かったのはインドで60%。2位メキシコ(59%)、3位ブラジル(51%)と続いた。

「知らない人が頭上の棚に荷物を入れるのを手伝ったことある」約2割


知らない人とのコミュニケーションについて経験したものを聞くと、「頭上の棚に荷物を入れるのを手伝う」(24%)、「機内で他人に旅行のおすすめを共有する」(3%)、「フライトに遅れそうな人にセキュリティチェックの順番を譲る」(5%)など、日本人の経験割合はいずれも世界で一番低かった。どの質問においても、一番割合の高かった国と30ポイント前後の差があった。

「このような行為を他人から受けたことはない」と回答した日本人は66%で、世界で最も多かった。

「機内で寝ている人の前を通って通路に出る必要があるとき、どのような対応をするか」聞いた。世界平均では「起こして移動してもらう」が43%で最多だったが、日本では「寝ている人を乗り越える」(48%)が最も多く、「起こして移動してもらう」は29%に留まった。

機内でどの席を好むかについても、特徴が見られた。日本は50%が通路側を好むと回答したが、世界平均では、通路側を選んだ人は34%。日本人が通路側を好む理由としては、「トイレに行きやすいから」という回答が最多だった。前述のように寝ている人を起こすのに抵抗があるからかもしれない。