MotoGP第8戦オランダGPの予選を終え、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したファビオ・クアルタラロ、マーベリック・ビニャーレス、アレックス・リンスが会見に登場。予選を振り返るとともに、決勝レースの展望を語った。
■ファビオ・クアルタラロ/ペトロナス・ヤマハSRT(予選ポールポジション)
「とても満足のいく週末だ。金曜日は少し苦しんでいた。ここアッセンは僕たちにとって厳しいサーキットのひとつだから。けれど、ペースはよく、昨日の午後と今日の午前中にかけて、よくなっていった」
「(予選の)最後の2ラップはとても速かったよ。いいラップになるように努めたんだ。ポールポジションが獲得できて、とてもうれしいよ」
「(決勝レースに向けて)明日の朝、どのタイヤを使うのがいいのか決めることになるだろう。フロントタイヤははっきりしているのだけどね。けれど、まだ難しい部分もある。燃料タンクが満タン状態のときのことだ。明日の朝の状況を見てみないとね」
■マーベリック・ビニャーレス/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(予選 2番手)
「(第6戦ムジェロ後)、僕たちは前進した。(今日の)予選ではフロントロウを獲得する必要があった。2番手を獲得できて、とても満足だよ」
「この週末はレースに向けて、懸命に取り組んできたんだ。バイクを改善し、天候にも順応しようと努めた。レースではフリー走行のような接戦になるだろう。けれど、明日は力強く戦っていくよ。アッセンでは集団のレースになるから厳しい戦いになる。最終ラップに向けて、準備をしておかないとね」
「今年は僕たちのポテンシャルを見せることができたのが数レースしかない。なかでも3レースはリタイアしてしまった。けれど、それは僕にとってベストレースだった。僕たちはレースのなかで改善をして、強さを証明し続ける必要がある。アッセンは好きなサーキットだ。ここでは常にいい印象がある。(レースでは)最善を尽くすよ」
■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(予選 3番手)
「僕が土曜日にここ(会見場)にいるのは珍しいよね。今日は大事な日だったよ。フリー走行3回目ではバイクのちょっとした部分に苦しんでいた。Q2へのダイレクト進出を逃した理由はトップスピード不足だ。けれど、Q1ではすごくいいラップタイムを刻むことができた。いいタイムが出せるとわかっていたんだ。そして、3番手を獲得できた。明日に向けていいポジションだ」
「レースは厳しくなるだろうね。ライバルたちが序盤から攻めてくるだろうから。その集団のなかで、どうしていくか考えないとね。明日は今日と同じか、それ以上に暑くなりそうだ。スタートをうまくやる必要があるね。そして、僕たちのレースをしなければ。もし後方になっても、リズムはあると思う。攻めていくよ」