6月29日、2019年FIA-F2第6戦オーストリアのレース1が開催され、日本の松下信治(カーリン)がF2復帰後初の優勝を飾った。
40周で行われた決勝レース。前日に行われた予選で4番手を獲得した松下はオープニングラップで2つポジションをアップ。
7周目にタイヤ交換のためピットインし、以降はタイヤを労わりつつトップを猛追。そして35周目に首位のニック・デ・フリース(ART)をホームストレートエンドのブレーキングでパスしトップに浮上。
後方からルカ・ギオット(ユニヴィルトゥオーシ)に迫られるも最後は2.6秒の差をキープしてトップでチェッカーを受けた。松下は今シーズン初優勝で、2017年のハンガリー戦以来の勝利となった。