6月29日に行われたスーパーGT第4戦タイ、GT500クラスの予選で見事にポールポジションを決めたWAKO’S 4CR LC500。チームが得意としているタイで優勝を目指す大嶋和也と山下健太が、予選の振り返りや決勝レースへの展望等について語った。
WAKO’S 4CR LC500
大嶋和也
「チームとしてすごく久しぶりのポールポジションを獲れたのですごく嬉しく思います。シーズンが始まる前から勝ちに行くのはタイが一番確率が高いと思い準備してきたので、その成果が出て非常に良かったです」
「Q1に関しては、セット変更の問題で厳しい予選になりました。1周目のアタックでコースアウトしてタイムロスしてしまい、2周目でなんとかタイムを出しました。それがギリギリ通過できるタイムだったので本当に良かったです」
「そこからQ2に向けて阿部(和也)エンジニアと話し合い、普段ならやらないような大きなセッティング変更をし、それがまさか大ハマりして、さすが阿部エンジニアだなという予選でした」
「タイヤは、決勝でも自信のあるタイヤです。簡単にいうと去年より暑くても平気なタイヤを選んでいるので、基本どんな天気でも問題ないかなと思っています」
山下健太
「Q2でのアタックはほぼクルマも完璧で、一応攻めましたが無難に一周まとめた感じでした。ポールを獲れると思っていなかったので、帰ってきて順位を聞き、ポールと言われびっくりしました」
「(第3戦)鈴鹿からすごく良い流れできているし、走り出しは正直速さはありませんでしたが、阿部エンジニアと、今回は特に(脇阪)寿一監督と大嶋選手が協力して、公式練習とQ1でクルマを修正してくれました」
「Q2では、ほぼ完璧と思えるくらいのクルマにしてもらったので、チームで獲ったポールだと感じています」
「今回のタイヤは、どちらを使おうか悩むほど変わらない感触です。選んだタイヤはタイで実績のあるタイヤなので決勝は大丈夫だと思っています」