6月29日にタイ・ブリーラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットで行われた2019年スーパーGT第4戦タイの公式予選。このセッションでスーパーGT GT300クラスのポールポジションを獲得したHOPPY 86 MCの松井孝允と佐藤公威がセッションをふり返るとともに、決勝への展望を語った。
HOPPY 86 MC
松井孝允
「まずポールポジションを獲ることができたことはうれしいです。今回新しいタイヤを投入していて、今までに履いたことのないものだったから、どちらに転ぶかわからなかったのですが、結果として予選ではいい方向にパフォーマンスを発揮してくれました」
「フリー走行(公式練習)のロングランも悪くはなかったですが、ライバルのペースもいいので、明日(の決勝)は厳しい戦いになるだろうなと思います」
「(新しいタイヤについて)詳しくは言えませんけど、よくグリップするというか……(笑)。今までは予選で特に強いタイヤが多かったんです。鈴鹿でも新しいタイヤを投入しましたし、今回も新しいものを持ち込みました。その1戦1戦のフィードバックが進化に現れていると思います」
「今、僕たちが弱点としているのは決勝で少しライバルに劣ってしまうことがあるというもの。そこをメインに開発を進めていたら、予選(でのパフォーマンス)も良くなったという印象ですね」
佐藤公威
「Q1は思うようにタイムが出せず、ギリギリでしたが突破できてよかったです。Q2で松井(孝允)選手が見せたアタックは、みなさんもそうだと思いますけど、僕も驚きました。鈴鹿に続いて、またシビれるアタックでポールを取ってくれたので、松井選手とチームに感謝したいです」
「(Q1からQ2に向けて)セットアップを変えたりはしていません。これからロガーをチェックして、いろいろと見ていきたいと思います」
「明日(の決勝)はまた厳しい戦いになると思うんですけど、頑張っていきたいと思います」