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アルボン、新スペックPU投入で後方グリッドに降格「ロングランは強力、決勝に期待」トロロッソ・ホンダ F1オーストリアGP金曜

2019年06月29日 09:51  AUTOSPORT web

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2019年F1第9戦オーストリアGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)とチーム代表フランツ・トスト
2019年F1オーストリアGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンはフリー走行1=13番手/2=13番手だった。

 アルボンはFP1では32周を走行し、1分06秒285をマーク。FP2では46周を走りこみ、1分06秒064のタイムを出した。

 前戦フランスで3台にスペック3のパワーユニット(PU/エンジン)を搭載したホンダは、オーストリアで残る1台のアルボンのマシンにもアップグレード版エレメントを投入した。金曜時点でシーズン4基目のICE(エンジン)、3基目のターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kが入れられ、このうちICEとMGU-Kは定められた基数制限を超えたため、ペナルティによりアルボンは後方グリッドからのスタートが求められる。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン フリー走行1=13番手/2=13番手
 決勝を後方からスタートすることになると最初から分かっていたので、今週末はいつもとは違うアプローチで臨んでいる。

 ポール・リカールの後、進むべき方向性を理解するため、いくつかの選択肢を試している。いくらか改善したものの、まだ少し足りない。

 一方で、僕が集中すべきロングランペースはとても強力だった。決勝でのマシンパフォーマンスにはとても満足しているけれど、もっとマシンへの理解を深めて、ショートランペースに関してもポテンシャルを引き出したいと思っている。