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仲野太賀が金栗四三の弟子役、中村七之助が昭和の大名人役に 『いだてん』第二部キーパーソン発表

2019年06月28日 17:51  リアルサウンド

リアルサウンド

仲野太賀、中村七之助

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)より、第二部のキーパーソンとして仲野太賀と中村七之助が出演することが決定した。


 仲野が演じるのは、金栗四三(中村勘九郎)の弟子であり、マラソン選手の小松勝。金栗四三の著書『ランニング』に感銘を受け、九州一周の途中、四三を訪ねて池部家にふらりと現れる。その後、四三とともに上京し、ハリマヤ製作所で下宿生活を送る。


 一方、中村が演じるのは、落語の神様・古今亭志ん生と並び称される当代随一の落語家・三遊亭圓生。芸風は志ん生とまったく対照的で、端正かつ洗練された語り口が持ち味。記憶力が抜群で、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。


●仲野太賀(小松勝役)コメント
『いだてん』が制作発表されたその日から、出演をずっと熱望していました。念願かない、大変うれしく思ってます。
人の意志は受け継がれ、それは時代をつなぎ、愛にあふれている。宮藤官九郎さんのすばらしい脚本を読むたび、この壮大な人間賛歌に胸を打たれまくってます。『いだてん』という長いレースで、これまでたくさんの方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきた襷たすきを次の人へとつなぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います。


●中村七之助(三遊亭圓生役)コメント
宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれしいです。三遊亭圓生さんと聞き、これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています。『いだてん』はまさに“宮藤ワールド”! 出演している方々もすばらしく、すべてがそろった作品なので、自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています。


(リアルサウンド編集部)