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エミネムの実の父が死去、楽曲にも頻繁に登場

2019年06月28日 15:00  ナリナリドットコム

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エミネム(46歳)の実父、マーシャル・ブルース・マザーズJrが心臓発作で死去した。67歳だった。米ゴシップサイト・TMZによると、インディアナ州フォートウェイン近郊の自宅で息を引き取ったという。

本名マーシャル・マザーズ3世ことエミネムは、楽曲の中で頻繁に父親について取り上げていることでも知られるが、特に2000年の「ザ・マーシャル・マザーズLP」ではその傾向が顕著だった。

「マイ・ネーム・イズ」では父親の喉を掻っ切る夢を見たと語ったり、「クリーニング・アウト・マイ・クローゼット」では、「父親がおやすみのキスをしてくれたことなんてあったか、いや俺は奴が死ぬのを必死で夢見てたんだ」といった過激な詞が並んでいた。

一方、エミネムの母デビーによると、ブルースはカリフォルニアに引っ越した後、エミネムの他に2人の子供を作ったという。また、子供のころエミネムは父親宛てに手紙を送ったものの届かずに、全てそのまま返ってきたそうだ。

そんなブルースは2001年、エミネム宛のオープンレターの中で息子へ許しを請いつつ、こう綴っていた。

「彼に本当に会いたい。会って、愛していると伝えたい。彼のお金に興味なんてない。『私はお前のためにここにいる』と彼に知ってもらいたいんだ」

一方、エミネムの方は父親と全くの音信不通だったとされている。


元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20190655227.html