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高知の小夏ゼリーは甘酸っぱさと香りが格別

2019年06月28日 10:02  オズモール

オズモール

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◆【高知県のご当地スイーツ】スイーツなかのが選んだ逸品!小夏の魅力をとじこめた究極のゼリー

(c)YOSHIMOTO KOGYO
年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 今回のテーマ「ゼリー」から、「まるごと高知」(銀座)の逸品、「菓舗 浜幸」の「香る小夏ゼリー」をお届け。



爽やかな香りが素晴らスィーツ!
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、高知県・高知市「菓舗 浜幸」の小夏ゼリーをご紹介します。春から初夏にかけて収穫される土佐の柑橘“小夏”を使ったゼリーです。季節的にもちょうど今ごろかな。正式名称は『香る小夏ゼリー』。なんとも涼しく清らかなネーミングですよね。小夏を食べたことない人に少し説明すると、サイズ感はみかんよりは少し大きめ。あと、皮をむいた時の白い甘皮までが食べられちゃうのが特徴のひとつ。ぼくも以前高知県に行った時は、食後に小夏を食べたこと思い出しました。





甘酸っぱさと香り高さが魅力の小夏。それを見事にゼリーで表現したのが香る小夏ゼリー。小夏のもつ瑞々しさをそのままとじこめたかのようなフレッシュさ。ゼリーは柔らかめで、口に入れた時に一気に溶けていくようなくちあたりに。心地よい口どけのなかで、小夏のもつ香りや甘酸っぱさがひろがっていく瞬間がナイスィーツ!小夏とゼリーが一体感をもって、美味しさを伝えてくれようとしてる感じ。なんて、しあわせな時間。さらに、驚きなのが皮付きの小夏がそのまま入っていること。シロップ漬けにすることで、皮までしっかり味わえて、香りがとっても爽やか。



小夏のもつ素材の美味しさや香りをゼリーにするには、やはり製法にもかなりこだわっています。一番の特徴といってもいい香り高さ。この秘密は小夏の皮から香りの成分を抽出して使っているからです。取り出した香り成分に、室戸海洋深層水の原水を和えることで、柑橘の尖ったところがとれ、まろやかな風味と香りが残るそう。



そして、その香りを保つためにゼリーにもひと工夫。寒天を使ってるのですが、ゼリーが固まる限界のほんの少しだけ使っていることがポイントだそう。こうすることで、スプーンですくって口に入れた時に組織が壊れ、ふわっと香りがひろがる。食べた時の口の中まで計算されて作られた、見事な仕掛けです。シンプルに美味しいものを届けたい、そのまっすぐな気持ちが香る小夏ゼリーに込められています