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『ヘルボーイ』メイキング&場面写真公開 原作者と監督がダークな作風を語る

2019年06月25日 12:41  リアルサウンド

リアルサウンド

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 9月に公開される映画『ヘルボーイ』より、メイキング写真と新たな場面写真が公開された。


参考:場面写真ほか


 ダークホースコミックスから93年に刊行されたマイク・ミニョーラによる人気アメコミシリーズを実写映画化した本作は、魔界で生まれた悪魔の子が地球で育てられ、超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」のエージェントとして活躍する物語。過去にはギレルモ・デル・トロ監督によって映画化されているが、本作はスタッフ、キャストを一新し、原作者のミニョーラを監修に招き制作された、全く新しい『ヘルボーイ』となる。


 人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』などを手がけるニール・マーシャル監督のもと、ヘルボーイ役には『ストレンジャー・シングス』のメインキャストとして知名度を獲得し、スカーレット・ヨハンソン主演のマーベル作品『ブラック・ウィドウ(原題)』への出演も発表されたデヴィッド・ハーバーが抜擢。また、ヴィランとなるブラッドクイーン役を『バイオハザード』シリーズでお馴染みのミラ・ジョヴォヴィッチが演じる。そしてヘルボーイと共に悪と戦う防衛局のメンバーとして、イアン・マクシェーン、サッシャ・レイン、ダニエル・デイ・キムらが出演する。


 公開されたメイキング写真では、『ヘルボーイ』の原作者・製作総指揮を務めたミニョーラ、そして監督のマーシャルの姿が切り取られている。


 ダークホースコミックスから生まれた『ヘルボーイ』初の映画化から15年を経て、同作のプロデューサーであるローレンス・ゴードンとロイド・レヴィンは「今なら原作にあるR指定寄りの激しい描写を忠実なものにできる」(レヴィン)と確信したという。ヘルボーイの
生みの親で25年にわたりヘルボーイを描き続けたミニョーラは、製作総指揮に名を連ね、一貫して脚本の執筆過程にも参加した。ダークで血なまぐさく、暴力的な物語の監督に指名されたのが、『ゲーム・オブ・スローンズ』の監督も務めるマーシャルだった。「コミックの映画化と聞いて、最初は“他の人の得意分野だろうから立ち入りたくない”と思ったけれど、よりダークなバージョンという点に可能性を感じたよ」とマーシャルは語る。


 さらにマーシャル監督は、「ヘルボーイにとって、本作は大いなる感情の旅であり、発見の旅だ。そして、文字通りダークで、血なまぐさく、暴力的な物語になる。とはいえ、無関係の過激な描写は投入したくないので、迷ったときは、かならず原作に立ち戻った」とコメントしている。 (文=リアルサウンド編集部)