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F1オーストリアGPのタイヤ選択が明らかに。トップ3の戦略が別れるなか、フェラーリは保守的な戦略に

2019年06月25日 11:51  AUTOSPORT web

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2019年F1第8戦フランスGP 決勝レーススタート
F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第9戦オーストリアGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。

 レッドブル・リンクを舞台に行われるオーストリアGPに持ち込まれるタイヤの内訳は、前戦フランスGPと同様に、最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC2、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC3、最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC4となっている。

 まず上位勢のメルセデスとフェラーリを比較すると、メルセデスはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのふたりがソフトタイヤを最多の9セット持ち込んでいる。一方でフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのソフトタイヤは7セットとなっていて、メルセデスよりもミディアムタイヤを多く選択。ルクレールは、ミディアムタイヤを最多の5セット持ち込むことになっている。

 レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがソフトタイヤを8セット、ミディアムタイヤを4セット、ハードタイヤを1セット選択している。チームメイトのピエール・ガスリーはソフトタイヤを9セット、ミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤを1セットと、ハードタイヤ以外の選択がわかれた。

 中団チームについては、レーシングポイント勢がソフトタイヤを7セット、マクラーレン勢が8セット、それ以外のチームが9セットとなっており、ハードタイヤとミディアムタイヤに関してもチーム内で選択にばらつきが見られる。

 トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトがソフトタイヤ9をセット、ミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤを1セットとなっており、アレクサンダー・アルボンはソフトタイヤを同じく9セット、ミディアムタイヤを2セット、ハードタイヤを2セット選択している。