『テラスハウス』東京編・第6話ーー流佳の次はケニー？　春花と莉咲子がまたもや恋の火花を散らす

　Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第6話が本日6月25日、配信された。

（参考：『テラスハウス』第6話につながる未公開映像ーー莉咲子と流佳の“2人だけの空気感”に注目）　

　前回は莉咲子と流佳が、莉咲子の送迎のためにドライブデートを楽しみ、次のデートの約束をするなどいい雰囲気で進む。そんな中、春花も流佳を誘いアプローチをかけているようなそぶりを見せた。莉咲子は一方で、今まであまり話さなかったケニーに仕事の相談をするなど、今までになかった関係も見せる。そして香織はケニーと原宿に出かけるなど、これまで通りの良い関係を続けていた。それぞれの意中の相手を探りあいながらも、各々が特定の相手以外とも出かける約束をするなど動きが見られた。

　リビングには翔平、流佳、春花、莉咲子がいる。春花と翔平はゴルフの打ちっ放しの約束の日時を決めている。一方、莉咲子は流佳をスケボーに誘った。流佳を誘う莉咲子を見ている春花は、どことなくつまらなそう。春花は「お風呂はいるね」と先に席を立ってしまった。

　日を改め、翔平と春花はゴルフの打ちっ放しへ。行く途中の車内で春花は、翔平に「流佳くん、莉咲子ちゃんのこと好きなのかな？」と直球で質問した。翔平は「話しやすいんだって、年が近いからさ」と流佳の日頃の発言を伝えるが、「好きだなって思うけどね」と私見も述べた。流佳を気にする春花に対して翔平は「春香的には20歳は若いの？」と流佳の印象を聞くが、春花は「20歳は若い！」と即答。しかしたまに大人っぽい姿を見るとドキッとすると話した。一方、ケニーはあまり話してくれないと不満な様子の春花。しかし春花にとってケニーは一番男性としてドキドキすると漏らしていた。

　そしてゴルフの練習をする2人。春花がフォームを指導し、翔平も徐々に打てるようになっていく。2人はかなり素の表情を見せており、会話も弾んでいた。春花は「お腹すいたね」と翔平をラーメンに誘う。ご飯を食べながら、春花は翔平に、以前仕事の話で意見がぶつかったことを謝る。傷つけてしまったのではないか、と気にかけた。それに対して翔平は「全然大丈夫よ」と答え、「仕事の話に限らず、意見をもらえた方がありがたい」と話した。そして2人はまた打ちっ放しに行こうと誘い合い、デートは終了した。

　女子部屋に戻り、春花は香織と翔平とのデートについて話す。「どんな話したの？」と聞く香織に、春花は「流佳くんと莉咲子ちゃんのこと」と恋バナをしていたことを報告した。

　流佳と春花は自動車販売店をデート。流佳は髪を整え、いつもと違うシャツを着てお洒落をしている様子。車の屋根をあけ、オープンカーにしてドライブを楽しんだ。そして流佳と春花は自動車販売店を楽しむと、目黒のステーキ屋さんへ流れる。

　春花はさっそく流佳に「誰とよく喋る？」と最近の人間関係について突っ込む。流佳は「男2人は優しい」と当たり障りのない回答をした。しかし春花はさらに「女子は？　莉咲子ちゃんはない？　恋愛的に」と突っ込む。流佳はタジタジになりながらも「めちゃくちゃ気が合うから」と説明した。「友達？」とさらに深く突っ込む春花に流佳は「難しいな、なんか。遊びが好きだからお互い。同じ家に遊んでくれる人がいるから遊んでいる」と答える。友達とも言えない複雑な気持ちがあるようだった。

　これを受けてスタジオメンバーは、流佳の新鮮な姿に驚きの声が。流佳にとって、春花のような憧れの女性か、莉咲子のような一緒に遊べる女性か、どちらがいいのだろうと話題になった。そんな中、山里は、みんないい感じになってしまってつまらないと言い出す。特に、春花と翔平がぶつかっていた関係が解消されたことについては「あそこ（春花と翔平）が雪解けしたのは、心からつまらない！」と意義を申し立てた。徳井は、今は理想の関係だが、誰かが崩したら一気に混乱するのではと今後の展開を予想するのであった。

　プレイルームでは一同が会し、テラスハウス東京編の初回放送を観ている。最初に誰が一番気になっていたかのシーンでは、流佳は春花が気になると言って、春花も流佳を可愛いと言っていたことが発覚。2人は当時両思いであったことがわかり、照れたように笑っていた。

　一同は盛り上がりつつも、男子メンバーが席を外して鑑賞会は終了。残された女子メンバーは恋バナを続けた。話題は、いつも香織が気になっている人を言わないということに。香織は「今は翔平が気になっている」とまさかの本音を吐露。

　一方で莉咲子は「ケニーさんがいるとめっちゃホッとするんだよね。男の人として見れる。将来の話を唯一できる人」とケニーに信頼を寄せていることを話した。香織はケニーではなく、莉咲子も流佳ではない展開に少し驚きながらも女子メンバーは会話を続ける。そんな中、春花も「最近ケニーくんが喋っていて楽しい。今一番一緒にいて楽しい」と淡く惹かれていることを暴露。まさかの流佳ではないところで莉咲子とかぶることになった。しかし男子部屋では流佳と春花が両思いだったことで盛り上がる。

　場所を変え、キッチンで春花と香織はこっそり話す。春花は、莉咲子と意中の人がかぶっていることを気にしていた。香織は、今まで春花が流佳について気にしていたことについて引っかかりつつも、春花の話を聞く。春花は莉咲子とケニーが出かけるなら、それより前に誘いたいと思うと話した。「これって独占欲？」と尋ねると、香織は「ですね」と笑いながら、春花がケニーを誘うように背中を押した。

　翌朝、翔平が起きてくるとリビングでは莉咲子が仕事をしている。翔平が最近の流佳との関係を聞くと、莉咲子は「流佳、今日大丈夫かな？　元気？　とか聞きたくなる。けど莉咲子は好きになると自分のことを話したくなるから。流佳には今日あった出来事を話したいわけではない。けど流佳が今日元気だったかな、とかは気になる」と複雑な関係を話した。恋心とはまた少し違うようだ。翔平がケニーについて聞くと、莉咲子は「ケニーさんは真面目な話をするとき話しやすい。単純に言うと、流佳がもう少し大人で、お酒付き合ってくれたりする人だったら男っぽく見えてたかもね」とケニーは流佳にはない部分があることを話した。

　ダイニングではケニー以外のメンバーが集まる。春花、莉咲子はケニーの帰宅を心待ちにしている様子だった。そしてケニーが帰ってくる。ケニーはすぐにダイニングにくると、イラストを描いている香織に話しかけた。仕事の話で2人は盛り上がる。すると突然ケニーは香織に「髪切った？」と尋ね、香織の些細な変化にも気がつく。どことなくケニーは香織を気にかけているように見えた。そんな中、莉咲子はケニーをランチに誘う。ケニーと日程を決め、約束が成立した。そして話の流れは、屋上に行ってみんなでお酒を飲もうとなる。すると春花は部屋に戻ると言い出し、香織も一緒に行くと出て行ってしまう。莉咲子は少し寂しそうな表情を浮かべた。

　女子部屋では春花がなかなかケニーを誘えずにいることを香織に相談する。香織は、莉咲子がケニーを誘っていたことを話題に出し、「莉咲子がいなければ誘えるって感じ？」と聞くと、春花は「誘えるかもしれない」と眉をひそめる。女子メンバーの関係も複雑になってきた。春花が「気になっちゃうよね、莉咲子ちゃんのこと」と話すと香織は少し困ったように「そうね～、そうだよね～」と答える。しかし香織も、春花と翔平がゴルフに行ってからは翔平がずっとパターの練習をしていて、それを見て「ん～～と思っていた」と本音を明かした。「春花のこと好きだから趣味合わせようとしてるのかな」と思ったと話す。春花は「同じ気持ち」とケニーと莉咲子にモヤモヤしていることを話した。そして2人は屋上でケニーを誘うことに。

　屋上では翔平、流佳、莉咲子、ケニーがお酒を楽しんでいる。春花と香織も合流し、香織は飲み物を取りに行くと莉咲子を下の階へ誘い出した。そして春花はケニーをライブに誘う。ケニーも「行きたい」と答え、約束はすんなり進んだ。香織と莉咲子が飲み物を取ってくる間に、約束した春花は、香織が戻ってくると目を合わせて嬉しそうに微笑む。香織のナイスアシストであった。しかしそこで翔平が、ケニーの淹れたコーヒーが飲みたいと言い出す。ケニーは、下でコーヒーを作ると言うと、莉咲子は一緒に行くと提案。そして流佳も流れで同行することになった。

　スタジオでは怒涛の展開に驚きを隠せない様子のYOU。「コルベット対パルクール」と新たな名言が生まれた。トリンドル玲奈は「しかも先週と相手違いますからね」と、春花と莉咲子が突然流佳からケニーに流れたことに言及した。莉咲子の突然の気の変わり方には馬場園も驚いており、「莉咲子ちゃんはもう流佳くんのことどうでもよくなったのかな!?　急に!?」と気にかけると山里が「むちゃくちゃ、オンエアできないくらい嫌なことがあったのかな、変なクセがあるとか」とおどけて見せると、スタジオは爆笑に包まれた。

　ケニーたちが下でコーヒーを淹れている間、春花は翔平と2人で恋バナをする。春花は「香織ちゃんといつも話してるんだけど、ケニーくんがいいなって思ってる」と告げる。すると翔平は、香織がケニーを好いていると思い、大きく相槌を打つ。そして春花が「私が！」と言うと、「ごめん、香織ちゃんかと思った」と動揺する。翔平は「ケニーさんは誰がいいとか言っていない」とケニーの話をしつつ、莉咲子とケニーは先輩後輩の仲なんじゃないかとなだめた。そこにケニーたちが戻ってくる。しかし少しコーヒーを飲んだら、香織、翔平は席を外し、流佳は先に部屋で寝てしまった。意図しているのか、莉咲子と春花とケニーが残されたのだった。（文＝NanaNumoto）