2019年F1フランスGP決勝で、アルファロメオのキミ・ライコネンは7位を獲得した。8位でフィニッシュしたライコネンだが、7位のダニエル・リカルドが10秒ペナルティを受けた影響で、ひとつ順位を上げた。
レース終盤、リカルド、ライコネン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ランド・ノリスが激しいバトルを繰り広げ、リカルドはそのなかで違反を犯したと判断された。
ライコネンは、第4戦アゼルバイジャン以来の入賞を果たした。
■アルファロメオ・レーシング
キミ・ライコネン 決勝=7位
予選でQ3へ行けなかったのはちょっと悔しかった。ただ、ソフト以外のタイヤでスタートした方がずっと有利になりそうなことは、その時点ですでに分かっていたし、実際にそうなった。
スタートは完璧とは言えなかったものの、幸いにもストレートではあまり大きく順位を失わずにすみ、最初のいくつかのコーナーで取り戻すことができた。その後はずっといい位置につけて、ハードタイヤでスタートしたメリットを生かせたが、最初から最後まで後方から(ニコ・)ヒュルケンベルグにプレッシャーをかけられていた。レースの大半を通じて、ルノー勢と最高のバトルを楽しめたし、終盤には前方のクルマとの差も詰めることができた。
最後の2、3周は大接戦になって面白かったね。再び中団の争いに加わり、同じグループのクルマと戦えて本当に良かった。今日は十分なスピードがあり、最終的にいい結果を残すことができた。