2019年F1フランスGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは自身79回目、今季6回目の勝利を挙げた。
ポールポジションからミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、24周目にハードに交換、1回ストップで走った。ポールと優勝を獲得、決勝全ラップをリードしたハミルトンは、レース終盤にはファステストラップもマークしていたため、“グランドスラム”達成かと思われたが、最後の最後にセバスチャン・ベッテルにタイムを塗り替えられた。
ハミルトンは第8戦終了時点で187ポイントを獲得し、選手権をリード、ランキング2位のバルテリ・ボッタスとの差は36点に拡大した。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
長くレースをしているけれど、決して飽きることはない。常にチャレンジがあるし、限界を探り、マシンを意のままにコントロールすることも好きなんだ。
このサーキットをレースで走るのは楽ではない。すごくテクニカルな部分があり、あらゆる面で限界に近づくことが求められる。外から見ていると楽に見えるかもしれないが、全然そんなことはない。
状況が許す時にはタイヤやエンジンを労わり、燃料をセーブした。フロントタイヤに大きなブリスターができていたから、少し心配だったけど、最後まで走ることができてよかった。この素晴らしいチームと一緒でなければ、この結果を出すことはできなかっただろう。皆のことを誇りに思うし、このチームの一員であることが誇らしい。今年は最高のスタートを切ることができた。この瞬間を楽しもう。