2019年F1フランスGP決勝で、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは10位だった。
9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたガスリーは、17周目にハードに交換する1回ストップ戦略で走った。不利なユーズドソフトタイヤでガスリーは序盤8番手を走行、ピットストップ後にダニエル・リカルドの前の位置でコースに戻るが、すぐに抜かれてしまう。その後、ハードタイヤでスタートする戦略をとったキミ・ライコネンやニコ・ヒュルケンベルグにも前に出られて、11位でフィニッシュした。
しかしレース後、7位フィニッシュのリカルドに10秒のタイムペナルティが科されたため、ガスリーは10位に繰り上がり、1ポイントを獲得した。ガスリーは現在合計37点でランキング6位に位置している。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 決勝=10位
(※10位昇格前のコメント)
長く困難な一日だった。母国のフランスだけにこの結果にがっかりしている。予選からグリップ不足に苦しんできて、決勝でもそれは変わらなかった。今の段階では理由は分からないが、これからすべてのデータを分析し、なぜペースが不足していたのか、原因を突き止めたい。
コクピット内でできることをすべて試みたけれど、スライドしてばかりでプッシュすることができなかった。このマシンでこういう感触を持ったのは初めてだ。来週末はオーストリアGPだから、次戦に向けてしっかりと準備を整えるために、チームと共に早急に対処しなければならない。
ホンダは懸命に作業に取り組んでいる。彼らが進歩しているのは間違いないので、それはポジティブな要素だよ。