2019年F1フランスGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは今シーズン5回目の4位入賞を果たした。
フェルスタッペンは4番グリッドからミディアムタイヤでスタート、20周目にハードタイヤに交換する1回ストップ戦略で走った。スタートから4番手を維持して走行、セカンドスティントでも同位置を走り、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス、フェラーリのシャルル・ルクレールに続く4位を獲得した。
フェルスタッペンのポイント数は今回のグランプリで100点となり、ランキング4位を維持している。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=4位
時々孤独な時間帯もあったが、退屈なレースではなかった。シャルルが見えていたので、彼のラップタイムに匹敵するペースで走り続けようというモチベーションを保つことができた。戦う相手がいないときでも、プッシュし続ける必要があるし、僕には、どこまで速く走れるかを確認するために全力でプッシュしたいという気持ちが常にあるんだ。
セカンドスティントではかなり好調だったと思うが、残り6周か7周あたりでリヤのグリップがなくなり、リヤタイヤに負担をかけられない状態になった。シャルルについていこうとした時にタイヤを使いすぎたのだと思う。それでもフェラーリ1台(セバスチャン・ベッテル)より前の4位でフィニッシュできたことはうれしい。このサーキットは僕らとの相性がよくないだけにね。
いつも勝つことを目標にしているけれど、今日はそれは不可能だった。パッケージの力をめいっぱい引き出したと思っている。今週末、小さな進歩はあった。だが、勝利をかけて戦うために、すべてのエリアを向上させるべく努力する必要がある。
(自身の公式サイトのインタビューで語り)予想していたよりはうまくいった。スタートはよかったが、僕らはストレートでのパフォーマンスが十分ではない。ターン2でルクレールにアウトから仕掛けたが、トップスピードが足りないと、やれることがあまりない。1周目にマクラーレンにオーバーテイクされずに済んでラッキーだった。その後は自分のレースに集中し、ルクレールについていこうと努力した。
いろいろあったけど、フェラーリの間に割って入ることができて、チームにとっていい結果を出せた。
このサーキットではパワーが足りなかったし、車体も理想的ではなかった。これからも努力し続けるよ。