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Travis Japan、松倉海斗の“捜索願い”動画で見えたメンバーそれぞれの絆

2019年06月24日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズJr.の7人組グループTravis Japanが、最新動画『【捜索願い】TOKYOに松倉海斗が潜伏中…推理して確保せよ!』(https://youtube.owacon.moe/watch?v=SmG9VmD9pq0)をアップした。6人が2チームに分かれて、メンバーの松倉海斗が行きそうな場所を予想し、どちらが先に見つけるかを競うという企画だ。


(関連:Travis Japan、ついに世界に見つかる? オースティン・マホーンとのコラボ動画でダンス絶賛


 この【捜索願い】シリーズ、実は今回で2回目。前回は、松田元太が出題者となり『【捜索願い】松田元太がデートで行く場所を推理!?』(https://youtube.owacon.moe/watch?v=e6wTU5VNCSc)のタイトルで、埼玉・越谷レイクタウンを舞台に行なわれたのだ。東京ドーム約7個分と言われているほど、広大な敷地面積を誇る商業施設内でも、松田を探すのに苦戦していた7人。今回はそのエリアをグッと広げて、東京23区内と更に難易度が上昇。


 果たして、メンバーは松倉を見つけることができるのか……というのが1番の見どころではあるが、本当の注目ポイントは捜索の結果よりも、そのプロセスだ。これ以降は、少々ネタバレを含むので、動画をチェックしていない人は、今すぐジャニーズJr.チャンネルをクリック!


 まず、ツッコミを入れずにはいられないのが、グーとパーでのチーム分け。偶然にしても、そこから勝負あり!といったところ。川島如恵留&七五三掛龍也&中村海人チームと、宮近海斗&松田元太&吉澤閑也チームでは、後者チームのほうが圧倒的に有利に感じられるからだ。


 というのも、宮近は松倉と日ごろから距離感が近く、気づけば一つの椅子に一緒に座っていたり、宮近がカメラに向かってコメントしている最中に、松倉がボケながら割り込み、それを宮近がツッコミ返す……という光景が日常茶飯事。その微笑ましいやりとりは、“ちゃかまちゅ“コンビとしても多くのファンに愛されている関係性なのだ。


 また、松田と松倉はTravis Japanに加入する前から、“松松“コンビとして長くシンメトリーのポジションを務めてきた。精神的双子のような不思議な繋がりを持って成長してきた間柄ともいえる。そんなグループの中でも、特に関係の深いふたりが、一方のチームに集中してしまっては圧勝間違いなしだろう。


 とはいえ、頭脳明晰な川島を筆頭に、七五三掛、中村も松倉の性格を冷静に分析して健闘する。川島は前回松田バージョンの【捜索願い】企画でも、「優しい元太なら駅近くで待ち合わせするはず」と、メンバーの性格と状況を総合的に判断しながら、ロジカルに推理する姿が印象的だった。


 今回も、「東京23区内で“坂”といえばどこ?」というお題に対して「地図で1番近い“坂”の地名を探しそう」と予想。一般的に有名な「けやき坂」や「芋洗坂」、そして「赤坂」に的を絞って捜索を開始する。


 一方、赤チームの宮近は、“地図を見るよりも、まず自分に馴染みのある坂を思い浮かべて動くのでは“と予想。そこで、ジャニーズJr.がレギュラー出演している番組『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)を収録している渋谷の「宮益坂」や「道元坂」をピックアップ。まさに普段から松倉に対して保護者のような包容力を見せる宮近ならではの視点だ。


 もちろん、正解は宮近が予想した渋谷の「宮益坂」。しかも、多くの人が行き交う中から、松田が「いた!」と松倉の姿を見つけ出すドラマチックな展開が待っていた。「運命感じちゃった」という松田のコメント、そして「元太が最初に見つけた」という宮近の報告を聞いた松倉の満面の笑みが、松松ファンを喜ばせる結果に。


 ちなみに松倉が、川島&七五三掛&中村チームに電話で教えていたヒントもTravis Japanファンの心を掴むものだった。「7人で飯行ったとき、通ったことがある。“7人最高ー!“って言った!」とカメラが回っていないときでも、自然とグループ愛を叫んでいる松倉。その無邪気な姿を想像すると実に微笑ましいが、そのヒントを聞くやいなや「わかったかも」(七五三掛)、「あそこだな」(川島)と、ニヤリとする姿に見ているこちらも頬が緩む。


 続く、2つ目のお題でも、運命的に出会ってしまう松倉と宮近&松田&吉澤チーム。それを悔しがりながらも、どこか嬉しそうに眺める川島&七五三掛&中村チームという図も見ていて温かい気持ちになる。さらに、オープニングを今一度見返してみると、なぜか中村が吉澤の指輪を奪って、装着するという謎の行動が確認できる(なぜ誰もツッコまない!?)。


 グループ結成から何度かメンバーの入れ替えがあったにも関わらず、着実に絆を築いてきた7人。それは、今でも中村がキャリアも年齢も先輩である川島と七五三掛に「兄組じゃん」と変わらぬリスペクトを示したり、加入前から培われた松田&松倉の結束力をみんなで「松松かよ!」と尊重していく姿勢があってこそ。それぞれの歩みを、そして今ある環境を、チャンスにしながら、より強くなっていくTravis Japan。今後も笑いを交えながら、彼らの絆を感じる動画を楽しみにしている。


(佐藤結衣)