全日本F3選手権第10戦は6月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースが行われ、予選2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)がスタートで逆転し、自身F3初優勝を飾った。2位は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、3位にはサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が入った。ただし、レース終了後に抗議が提出され、正式結果は保留となっている。
公式予選のセカンドベストタイムで決定するスターティンググリッドは、宮田が2戦連続でポールポジションを獲得。大湯はベストタイムでは全体の6番手だったが、セカンドベストタイムではフロントロウポジションを得た。3番手は小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、4番手にフェネストラズが並んだ。
決勝レースは午前10時20分にスタート。「まさかトップに立てるとは」と記者会見で振り返った大湯が、抜群のスタートダッシュで宮田をかわし、トップ浮上。後方ではフェネストラズが小高をかわして3位に上がった。小高は後方のエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)にもかわされ5番手後退。大湯、宮田、フェネストラズ、アーメド、小高の順でオープニングラップを終えることになった。
大会組織委員会は7月11日付けで、レース後に出された抗議の裁定を発表した。この結果、2位となった宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)は失格のペナルティが課され、2位はサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)、3位はエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)となった。
7月11日に発表された正式結果はこちら。
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全日本F3選手権第10戦スポーツランドSUGO 決勝暫定結果 Pos.No.MCDriverCar NameCarLapsGrid12大湯都史樹TODA FIGHTEXF319/トダ252236宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス251311サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3F314/スピース254465エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3F312/スピース255537小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス25368片山義章YTB by CarlinF315/スピース256712大津弘樹ThreeBond F318F318/スリーボンド東名258835河野駿佑RS FINE K&N F318F318/HWA259951アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3F315/スピース25101013三浦愛ThreeBond F314F314/スリーボンド東名2512115M久保田克昭Planex・スマカメ F3F315/トヨタ-トムス2514R30MDRAGONTEAM DRAGON F3F314/スピース1711R28M山口大陸タイロクレーシング28号F315/スピース113R7シャルル・ミレッシYTB by CarlinF317/スピース出走せず7 ファステストラップ:宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317) 1'14.055 7/25 SC導入 ①10:25:47~10:34:39 ②10:50:28~11:01:53