2019年F1フランスGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは7番手だった。
ベッテルは予選Q1ではソフトタイヤを使って10番手となり、Q2ではミディアムタイヤでのアタックで2番手。これにより決勝をミディアムでスタートできることが決まった。Q3ではソフトを使用。最初のランがうまくいかなかったベッテルはアタックを取りやめてピットイン、2回目の最後のランに賭けるが、タイムは1分29秒799で7番手にとどまった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=7番手
少しおかしな予選だった。マシンから一貫性を感じ取ることができず、最大限のパフォーマンスを発揮することができなかった。だから満足はしていない。最後のアタックラップでは、それまでのセッションと同じような感触が得られなくて、本来の位置で予選を終えることができなかった。マシンの実力はこの順位よりももっと上なんだけどね。
だけど明日には期待している。タイヤのマネジメントは大変だろうが、レースでは物事が落ち着いて、スムーズに行き、一貫性が見られることが多い。だから明日がどうなっていくかを見守ろう。
(Q3の失敗についてSky Sports F1に語り)何が起きたのか分からない。(最初のアタックラップは)勢いを失い、あのまま走り続けていても無駄だった。
アップダウンがあり、すごくいい感触のラップもあれば、そうでないラップもある。(最後のラップでは)どうしてか分からないけれど、それまでは得ていたグリップを失ってしまった。そういうことがQ3で起きたことが残念だ。
(今回持ち込んだアップグレードについて語り)ほとんどを元に戻した。予想していたような進歩が見られなかったんだ。でも決勝でのペースはいいと思う。メルセデスには届かなくても、レッドブルとは戦えるはずだ。