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【ブログ】美食の国フランスではサーキットの食べ物も妥協なし/F1第8戦フランスGP現地情報

2019年06月22日 16:01  AUTOSPORT web

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F1第8戦フランスGP現地情報
2019年F1第8戦フランスGP現地の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。パンにオレンジジュース、シャンパンまで至れり尽くせりでは?
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1年前の久々のフランスGPも暑かったけど、今年はさらに輪をかけて暑い気がします。

パリ・ドゴール空港に夕方着いて、そのままTGVでマルセイユへ。深夜11時過ぎに駅前のホテルでチェックインしていると、すぐ目の前の歩道で警官5、6人が若者を地面に押さえつけて、手錠をかけてました。到着早々、「さすがマルセイユだな~」という光景を目撃させていただきました(目の前過ぎて、逮捕される危険を冒してまで写真は撮れず……)。


翌朝も、雲ひとつない快晴です。この素晴らしい階段を上がると、マルセイユ・サンシャルル駅。好きな鉄道駅トップ5に入るかも。ここから電車でサーキット近くまで行って、今週の相棒となる熱田カメラマンと合流しました。


朝の電車内で、編み物に励む男性客。なごみます。

「きみは写真を撮るより、運転の方がうまいねえ」と、ホンダF1第1期の総監督だった故中村良夫さんにかつてイジられた熱田カメラマンの軽快な山道ドライビングで、あっという間にサーキット到着。


入り口は見学に来た地元の小学生たちで溢れてました。



パドックもピットも、この日は小学生だらけ。



一方、いつもはハイネケンのブースが出ているパドックには、シャンパンバーが出現してました。

日本でも馴染みのブランドなので、ご存知の方も多いかも。


まだろくに仕事もしてないのに、誘惑に負けて真っ昼間から一杯いただいてしまいました。



そしてその向かいには、アビニョンに7代続く老舗パン屋さんが!このお店については、「あなたは何しに?」で、詳しく紹介しますね。昼間はこんなふうにオヤツ系の甘いパンが並ぶんですが、



朝は搾りたてのオレンジジュースが飲み放題な上に、



巨大なバターをどんと置いて、手前のパンにアプリコットジャムといっしょに好きなだけ塗り付けていただくようになってます。パン好きには、天国じゃ~。



一方フェラーリには、なぜか今回からミニ盆栽が置かれてました。「素敵でしょ?」と広報の女性が自慢するので、枝ぶりがボサボサ過ぎるでしょとも言えず……。

フェラーリは去年、句会を開いたりもしてたし(もちろん英語でですけど)、日本文化をリスペクトしてくれるのは素直にうれしいですね。