ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督のテレビ映画『ベルリン・アレクサンダー広場』が、7月13日から東京・アップリンク吉祥寺で日本最終上映される。
アルフレート・デーブリーンの同名長編小説をもとに、1979年、1980年に西ドイツで制作された同作は、失業者と犯罪の増加、ファシズムの台頭、戦間期の混迷と不穏な空気に満ちた1920年代末のドイツ・ベルリンを舞台に1人の「普通」の男フランツ・ビーバーコップが辿る受難を描いた作品。全14話構成、上映時間は14時間58分におよぶ。今回の上映は、日本での上映権が終了することを受けたもの。
上映スケジュールはアップリンク吉祥寺のオフィシャルサイトで後日確認しよう。