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ゲイアート先駆者描く『トム・オブ・フィンランド』本予告編&本ビジュアル

2019年06月21日 18:30  CINRA.NET

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『トム・オブ・フィンランド』ポスタービジュアル ©Helsinki-filmi Oy, 2017
映画『トム・オブ・フィンランド』の本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。

同作は、フレディ・マーキュリーをはじめ、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープ、デイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォードらに影響を与え、ゲイアートの先駆者とされる「トム・オブ・フィンランド」ことトウコ・ラークソネンを題材とした作品。同性愛が厳しく罰せられた第二次世界大戦後のフィンランドを舞台に、トウコ・ラークソネンが本名から海外でも覚えやすい「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台に知れ渡り栄光を手にするまでの半生を描く。公開は8月2日。

本予告編では、トウコ・ラークソネンがドローイングするシーンや、警官から暴行される場面、レザーの上下に身を包み踊る様子、「私たちホモもフェティシストも女性も男性もストレートもゲイも誰もが愛を求めている」というセリフなどが確認できる。

本ポスタービジュアルには「ゲイアートの先駆者『トム・オブ・フィンランド』こと、トウコ・ラークソネンの波乱の半生とは!?」というコピーと共に、トウコ・ラークソネンが片手に煙草、片手にペンを手にする様子が写し出されている。現在販売中の前売券には先着でトウコ・ラークソネンが描いたイラストを使用した2枚セットのステッカーが付属。