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中国の若者文化を捉える写真家リン・チーペンが日本初の個展開催、新作写真集の販売も

2019年06月21日 16:12  Fashionsnap.com

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©Lin Zhipeng, aka 223, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
中国の写真家リン・チーペン(林志鹏)aka No.223による日本初の個展が、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaでスタートした。会期は6月21日から7月27日まで。

 リン・チーペンは1979年広東省出身。2003年から写真と短いテキストを自身のブログ「North Latitude 23」で発表し、2004年から本格的に写真家としてのキャリアをスタートした。親しい友人や自身を取り巻く人々の姿を被写体に主にフィルムカメラを用いて撮影し、現代中国の若者の日常生活や文化を写した作品を制作しているほか、自身が編集長を務めインディペンデント雑誌を出版するなど、写真家やフリーランスライターとして活動している。「No.223」はウェブ上などで使用する通称であり、ウォン・カーウァイ監督作品の映画「恋する惑星」の登場人物「警官223号」に由来。メディア規制の厳しい中国で本名での活動を避けるために使用しているという。
 個展では、初期の作品から近作まで約70点のプリント作品を展示。また、会場ではサイン入りの最新写真集「Flowers and Fruits」を販売している。
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■223@Akio Nagasawa Gallery Aoyama会期:2019年6月21日(金)~7月27日(土)会場:Akio Nagasawa Gallery Aoyama住所:東京都港区南青山5-12-3 Noirビル2階開廊時間:木~土 11:00~13:00、14:00~19:00休廊日:日~水曜日、祝日電話番号:03-6427-9611Akio Nagasawa Gallery:公式サイト