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赤旗中断も福住仁嶺がトップ【タイム結果】スーパーフォーミュラ第3戦SUGO金曜専有走行

2019年06月21日 14:21  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第2戦SUGO金曜専有走行でトップタイムをマークした福住仁嶺(左)。右は前回の岡山で全日本F3初勝利を飾ったた片山義章
スーパーフォーミュラ第3戦SUGOの金曜専有走行が6月21日に行われ、赤旗で一時セッションが中断されたなか、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 気温は手元の計測で19度と低めの気温ながら、湿度が83パーセントを越える梅雨の時期らしい湿気の多いなか、12時40分の定刻通りに開始されたスーパーフォーミュラ金曜専有走行。多くのドライバーが前回からの持ち越しタイヤのソフトタイヤで走りはじめ、セッション始めにミディアムを選択したのはわずか2~3台程度。この2戦でソフトタイヤがレース距離がもつ完全なメインタイヤとなったことから、多くのドライバー、チームがソフトタイヤでのセットアップ確認をまずは進めた。

 スムーズにセッションが進んでいくなか、開始から15分を過ぎた12時56分には赤旗が提示。SPふたつ目のアウト側に飛び出す形でルーキーの坪井翔(P.MU/CERUMO · INGING)がストップ。幸い、マシン、クラッシュバリアに大きな損傷は確認されず、坪井もマシンの脇に立ち、大事には至らなかった様子。この赤旗で約15分セッションが中断し、13時11分から再開された。

 前回から持ち越しされたユーズドタイヤでの走行のため、各車の摩耗状況に差があるものの、13時35分にチェッカーが振られ、福住仁嶺がトップタイムを記録。2番手にチームメイトの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手はアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)のホンダエンジン勢がトップ3を占める展開となった。

 セッション終了直後にはいつものようにスタート練習が行われ、夕方のドライバーズミーティングの際には今回のSUGO戦から導入される予選Q1の組み分けが抽選で決まることになる。

■2019全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦スポーツランドSUGO金曜専有走行タイム結果(編集部計)

Pos.No.DriverTeamEngineTime15福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1'04.81221山本尚貴DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1'04.836364A.パロウTCS NAKAJIMA RACINGHONDA1'05.316419関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'05.474537N.キャシディVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'05.582616野尻智紀TEAM MUGENHONDA1'05.652717塚越広大REAL RACINGHONDA1'05.76383山下健太KONDO RACINGTOYOTA1'05.785920平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'05.8511050L.アウアーB-Max Racing with motoparkHONDA1'05.9081138石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'06.1911265牧野任祐TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1'06.283134国本雄資KONDO RACINGTOYOTA1'06.4151451H.ニューウェイB-Max Racing with motoparkHONDA1'06.4371515D.ティクトゥムTEAM MUGENHONDA1'06.539168大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'06.6291736中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'06.6721839坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'07.5691918小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1'07.720207A.マルケロフUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'07.979