ジャストシステムは6月19日、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年5月度)」の結果を発表した。調査は今年5~6月に実施し、Fastaskモニターの17~69歳の男女1100人から回答を得た。
近年、スーパーなどで店員ではなく客が商品をバーコードスキャンして精算する「セルフレジ」が増えている。セルフレジについて聞くと、利用したことがあるという人は58.1%。見たことはあるが利用したことはないが15%、知っているが見たことはないが12.3%、知らないが14%となった。
「使い方を覚えるのが面倒」「セルフレジのほうが時間がかかりそう」
約4割がセルフレジを利用していないが、利用しない理由を聞くと最も多かったのが同率で「操作方法がわからなかったから」「セルフレジの前でまごまごしたくなかったから」(23.8%)となった。
次いで、「使い方を覚えるのが面倒くさかったから」「セルフレジのほうが時間がかかりそうだと思ったから」(同22.7%)、「操作が難しそうだと思ったから」(16.3%)、「使い方を聞くのが恥ずかしかったから」(11.6%)、「使い慣れている人を見て気後れしたから」(8.7%)と続く。
日本でのセルフレジの普及について聞くと、「どんどん普及していくと思う」(47.6%)が最多だが、「普及には時間がかかると思う」という人も38.5%いた。「普及は難しいと思う」(6.7%)、「普及しないと思う」(2%)は1割以下となった。