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キングコング西野亮廣、芸人の“闇営業問題”に物申す 「芸人がアホ過ぎんねん!」

2019年06月21日 07:41  リアルサウンド

リアルサウンド

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 お笑いコンビのキングコング(西野亮廣、梶原雄太)が6月16日、YouTubeチャンネル「毎週キングコング」で、「闇営業について語ります」と題した動画を公開した。


(参考:カジサック、芸人同期・山里亮太の結婚を祝福!「明らかに男前になった」


 近頃世間を騒がせる「闇営業」。騒動の原因となったタレントが所属する吉本興業の一員として他人事ではないと感じたのか、梶原が「この1週間いろいろあったじゃないですか。これは触れざるを得ないことやと思うんですけど」と切り出したのをきっかけに、キングコングの2人もこの問題について持論を展開することになった。


 梶原が「難しいよな」と続け、「闇営業、いわゆる直の営業ということなんですけど、どっからそうなんの?」と問題提起。すると西野も「ほんまにそう」と同調し、「まずは『闇営業』という言葉をちゃんと整理しなければならない」と私見を述べた。西野は昨今のニュースの影響で、世間的に「闇営業」と「闇社会」と「直営業」がごっちゃになっていると指摘したうえで、「個人事業主がお金を払いたいっていう人からお金をもらって働いているだけで、なんも悪くない」と話した。


 さらに、西野は「そんなに闇営業したいんだったら、クラウドファンディングすりゃいいのに!」と力説。続けて、「たとえば、梶原さんがどっかの社長さんに『結婚式の司会を100万円でやってほしい』と言われたとして、これを直接受けてしまったらアウトでしょ?」と前置きしつつ、「でも、梶原さんが何らかのクラウドファンディングを立ち上げて、そのリターンで結婚式の司会やります、っていうことでその社長に支援してもらったら合法的に……」と言いかけたところで、梶原は深くうなずきながら「天才じゃない!?」と相方を称賛した。


 「いや、芸人がアホ過ぎんねん!」と西野の舌鋒はますます鋭さを増す。「吉本興業が『SILKHAT(シルクハット)』っていうクラウドファンディングのプラットフォームを立ち上げていて、『ここだったら直営業して良いですよ』って言ってんねんで? なのにみんなやらない!」と現状を嘆き、「だってこれだったら、直営業の告知できんねんで? 『結婚式の司会100万円でやります』ってTwitterでつぶやけんねんで? だから、依頼したい社長が一人だったとしても、『あっ、梶原さんって結婚式の司会、100万円でやってくれるんだ』って知った人から『梶原さん、ウチもお願いします』って依頼される場合だってあるわけだから」とかみ砕いて説明した。


 「直営業の宣伝できる時代に、なんでコッソリやって事務所にめちゃくちゃ怒られて……もう、ほんまにアホなんやな!」と語気を強めた西野。「しかも、反社会勢力かどうか会社がチェックしてくれんねんで」とメリットを説くと、梶原は「すげー話聞いたわ。みんなそうするべきやん」と言い、「実はクラウドファンディングちょっとやろうと思ってたの! それを『SILKHAT』でやろう!」と意欲を見せていた。


(こじへい)