科学機器・研究用試薬などを販売しているサーモフィッシャーサイエンティフィックが主催する、研究者川柳コンテスト「川柳 in the ラボ 2019」。ライフサイエンス研究者を対象に「研究室あるある」などの川柳を募集するもので、締め切りが6月30日に迫っている。
応募された川柳から15句の優秀賞を選出し、同社メールニュース登録者による人気投票を実施する。2018年の最優秀人気作品賞は、
「怖いんです あなたの急な 思いつき」(笑顔でがんばろうさん)
というもので、研究者だけでなく、多くの人の共感を得る作品となっている。
「ああ、その日? 俺はいいけど ハエがダメ」
最優秀人気作品賞には、「ホルマリン 俺の若さも固定して」(マウス係)という切実な嘆きや、「ああ、その日? 俺はいいけど ハエがダメ」(お腹痛いさん)というハエファーストな作品が入選した。
また優秀賞にも「気になるの インスタ映えより ショウジョウバエ」(izさん)というハエ川柳があった。ほかには「なぜ懲りぬ 発表当日 徹夜明け」(ゼブラフィッシュさん)という自戒を込めたものや、
「二度はなし 串カツソースと あのデータ」(チーム食べるとこさん)
「ジングルベル 今宵の私は シングルセル」(咳をしても千鳥さん)
「斉藤さん 細胞さんと 呼んだ僕」(酒蔵低温室さん)
などのワーカホリックな川柳もあった。