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上司とSNSで繋がって後悔したこと「仕事の愚痴を書けない」「常に監視されているみたい気持ち悪い」

2019年06月20日 13:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ビジュアルワークスは6月20日、「10代・20代・30代のSNSに関する意識調査」を発表した。調査は今年5月下旬、18歳から39歳で、先輩・上司のSNSアカウントを知っている男女689人を対象に実施した。

このうち、先輩・上司と「相互フォロー」になっていると答えたのは、フェイスブック51.3%、インスタグラム31.9%、ツイッター17.4%。SNSで繋がった経緯は、どのSNSでも「会話の流れでフォローし合うことになった」(フェイスブック40.4%、インスタグラム49.5%、ツイッター43.3%)が最多だった。2位は「上司に発見された」(同31.1%、20%、17.5%)だった。

「ふざけたツイートをすると後日会った時にネタにしてきて周りに内容がバレる」


相互フォローして良かったと思う人は、フェイスブックで39%、インスタグラムで50%、ツイッターで45%。良くなかったと思う人は、それぞれ15%、8.6%、10.8%だった。

良かったと思う人からは、「お土産のおねだりができる」(21歳・男性)といった声のほか、

「上司の日常生活を垣間見れることは、職場における円滑なコミュニケーションに資する。一方、自分の投稿に、上司に隠したいことはないのであまり痛痒を感じない」(35歳・男性)
「コミュニケーションを深めれば良い仕事ができるから」(28歳・男性)
「DMで仕事の相談などが出来て、普段は趣味の近況をタイムラインで追える」(38歳・女性)

と、仕事にプラスになるという見方が多かった。良くなかったと思う人からは、

「仕事の愚痴を書けないし、愚痴でなくても遊んでる写真とかをアップして次の日に疲れた感じも出せないのでアップしにくくなる」(32歳・女性)
「自分が休みの日などに上司や先輩が出勤していると何かと呟きづらい。見られていると思うと書きたくても書けないことが出てきて窮屈に感じる」(28歳・女性)
「常に監視されてるみたいで気持ち悪い」(28歳・男性)
「仕事の不満や愚痴は全く呟けなくなった。ふざけたツイートをすると後日会った時にネタにしてきて周りに内容がバレる」(21歳・女性)

などの声が出ていた。

上司のアカウントを一方的に知っている人、「投稿を見たくて探し出した」6人に1人

先輩や上司のアカウントを一方的に知っていると答えた人は、フェイスブックで17.4%、インスタグラム、ツイッターで13%だった。アカウントを知った経緯を聞くと、全てのSNSで「会話の流れでアカウントを知った」(それぞれ27.5%、33.3%、34.4%)が最も多かった。フェイスブックでは、25%が「おすすめユーザーや知り合いかも?に出てきた」と回答している。

「アカウント、投稿を見たくて探し出した」と答えた人は、フェイスブックで15.8%、インスタグラムとツイッターで16.7%。どのSNSでも約6人に1人はアカウントを探し出し、特定していることが判明した。