みんなのウェディングは6月7日、「ナシ婚」に関する調査結果を発表した。調査は5月25日~5月27日にかけてインターネット上で実施。3年以内に入籍し、挙式・披露宴両方とも行っておらず、現時点でその予定もない20~39歳の女性316人から回答を得た。
ナシ婚とは、「入籍はしたが結婚式はしない」という結婚の形態。ナシ婚にした理由を聞くと、1位「経済的事情」(22%)、2位「セレモニー的行為が嫌」(18%)、3位「おめでた婚」(17%)と、トップ3は昨年の調査と同様だった。
挙式するなら費用は「100万円未満が限度」が最多
「経済的事情」と答えた人からは、
「入籍後、引っ越しなどもあり金銭的にも余裕がなかった。記念写真など夫婦だけで何か特別なイベントを行えば良いと思ったから」(千葉県 20代前半)
「挙式、披露宴に使うお金があるなら、これからの生活に使っていきたいと思ったから」(愛知県 30代後半)
などの声が出た。「セレモニー的行為が嫌」と回答した人からは
「目立つことが好きではないのでおめでたい席の主役になることが嫌だった。友人に時間やお金をかけてもらってまでする価値があるのか」(福島県 20代後半)
「人前に出ることや、主役になることが苦手だから。式に誰を呼ぶか、何をするか考えることも面倒」(岐阜県 20代前半)
という声が上がっている。結婚式の代わりに行ったこととして一番多かったのは「結婚指輪の購入」(68%)で、「身内だけの食事会」(55%)、「SNSで結婚を報告」(38%)と続いた。
ナシ婚を選択した人のうち、挙式と披露宴に「興味がある」、「どちらかといえば興味がある」と回答した人は51.8%と約半数だった。興味を示した51.8%の人を対象に「挙式と披露宴の合計金額上限」を聞いたところ、「50~100万円未満」(25.2%)、「100~150万円未満」(21.5%)が多かった。