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有楽町スバル座最後の洋画ロードショー作品に M・コティヤール主演『マイ・エンジェル』公開へ

2019年06月19日 11:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『マイ・エンジェル』(c)PHOTO JULIE TRANNOY

 第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品『Angel Face(原題)』が、『マイ・エンジェル』の邦題で、8月10日に公開されることが決定した。


参考:ポスターはこちら


 本作は、南仏コート・ダジュールの海辺に暮らす、シングルマザーのマルレーヌと8歳の娘エリーの愛の物語。『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、出演作を厳選することでも知られるマリオン・コティヤールが、新人女性監督とコラボレーションし、天使のように愛おしい我が子を想いながらも、愛し方の分からない“母親”役を務める。さらに、エイリーヌ・アクソイ=エテックスが厳しい現実を生きる少女を演じ、本作が長編デビュー作となるヴァネッサ・フィロがメガホンを取った。『アーティスト』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたギヨーム・シフマンが撮影を担当する。


 南仏コート・ダジュールのシングルマザー、マルレーヌは愛する8歳の娘エリーと二人、気まぐれなその日暮らしの生活を送っていた。貧しいながらも幸せに暮らす二人だったが、再婚相手の男性との関係が破綻したマルレーヌは、厳しい現実から逃れるようにエリーの前から姿を眩ましてしまう。


 なお本作は、10月をもって閉館することが決まっている有楽町スバル座の最後の洋画ロードショー作品として上映される。 (文=リアルサウンド編集部)