レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1フランスGPでは、前戦カナダよりもメルセデスおよびフェラーリとの差が縮まり、上位争いに絡めることを期待している。
2019年第7戦カナダGPで、フェルスタッペンはQ2で戦略がうまくいかず、さらに赤旗によりアタックを中止しなければならなかったため、予選で11番手、決勝では9番グリッドからスタートし、5位でフィニッシュした。チームはトップグループに近づくための取り組みを進めており、フランスGPでその成果が見られることを、フェルスタッペンは願っている。
「フランスGPは復活したばかりなので、すべてのチームにとって困難な部分がある。僕自身、ここでレースをしたのは2018年が初めてだった」とフェルスタッペン。
フランスGPは2009年から2017年には開催されていなかったが、2018年にポール・リカールでの開催でF1カレンダーに復帰した。
「去年はいい結果を出した。チームにとっていいレースだったよ。戦略をうまく決めて、2位表彰台を獲得したんだ」
「ポール・リカールは、他のほとんどのコースと違って、コーナー入口がとても広く、難しいトラックだ」
「フランスでグランプリを開催するのはいいことだと思う。歴史のあるトラックで、安全性も高い。F1好きのファンが大勢来てくれるから、彼らの姿を見るととてもうれしくなる。特に(フランス出身の)ピエール(・ガスリー)はそうだろうね。自宅から遠くないから、過ごしやすいだろう」
「カナダでは僕らに可能な最大の結果を出した。チームはいま、すべての分野において向上するために努力している。マシンにいい感触を持っているので、フランスでは(カナダよりも)トップグループに近づいてチャレンジできればいいなと思っているんだ」