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11月開業の渋谷PARCOにミニシアターがオープン OP作品は草間彌生のドキュメンタリー

2019年06月18日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『KUSAMA: INFINITY(原題)』(c)2018 TOKYO LEE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画館「CINE QUINTO SHIBUYA PARCO(仮称)」が渋谷PARCOにオープンすることが決定し、オープニング作品として草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY(原題)』が公開される。


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 今年11月下旬に開業する渋谷PARCOに新しくオープンする「CINE QUINTO SHIBUYA PARCO(仮称)」では、あらゆるジャンルの映画を上映し、さらには海外のミュージカル作品など映画以外の作品も積極的に上映を行い、カルチャー好きが満足できるミニシアターを目指す。


 記念すべきオープニング作品は、草間彌生を追ったアメリカ制作のドキュメンタリー映画『KUSAMA:INFINITY(原題)』。60年以上にわたる芸術活動の中で、独自の芸術を表現し続け、世界で最も有名な芸術家の1人となった草間が、第2次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、芸術界における人種差別や性差別、自身の病など、数々の困難を乗り越えながら、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学と様々な分野で輝かしい功績を残し、今もなお創作活動に全てを捧げる人生を送るさまを描く。


 幼少期からアメリカへ単身で渡るまで、そしてニューヨーク時代に苦悩しながら行った創作活動と、当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、知られざる過去を捉える。(リアルサウンド編集部)