トップへ

『スカム』予告編、杉野遥亮が宙吊りで「なんでもしますから!」 詐欺師役で大谷亮平も出演

2019年06月18日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『スカム』(c)「スカム」製作委員会・MBS

 杉野遥亮が連続ドラマ初主演を務めるMBS/TBSドラマイズム『スカム』より、予告映像とメインビジュアルが公開され、さらに大谷亮平が出演することが明らかになった。


参考:杉野遥亮、ドラマイズム枠『スカム』詐欺師役で連ドラ初主演 「座長と言われると照れます」


 本作は、ルポライター鈴木大介が振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した『老人喰い』を原案とし、社会から見放され、絶望的な状況に追い込まれた若者たちが、振り込め詐欺に手を染めていく姿を描くオリジナルストーリー。


 今回、公開された予告映像は、杉野演じる主人公・草野が、地上から約15メートルの大型クレーンに吊るされ、「なんでもしますからああ!」と懇願するシーンから始まる。戸塚純貴演じる悪友から怪しいバイトの紹介を受け、詐欺被害者が振り込んだお金をATMから下ろし警察から逃走を図るシーンや、営業会社の研修と称して行われた電話アポイント営業の様子、和田正人演じる詐欺の店長による気合のこもった朝礼などが映し出されている。


 メインビジュアルでは、1500万ドル相当分に値する紙幣の山の上に、無造作に座る杉
野と相棒役の前野朋哉を中心に、2人の頭上に差し込む光と黒く暗い地面のコントラストから、本作で描かれる“若者たちの成功と転落”が表現され、「ワケあって!オレオレ詐欺始めました」というキャッチコピーが添えられている。


 今回新たに出演が明かされた大谷は、詐欺師たちを束ねる番頭役で、詐欺稼業の資金源である金主たちからの重圧に耐えながら、現場の詐欺師たちを信用し守り抜こうとする義理堅い男を演じる。(リアルサウンド編集部)