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ロレンソ・フェロが銃の魅力に取り憑かれる 『永遠に僕のもの』予告編&場面写真公開

2019年06月17日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ペドロ・アルモドバルがプロデュースを務めた映画『永遠に僕のもの』の予告編と場面写真が公開された。


参考:動画はこちらから


 2018年にアルゼンチンでメガヒットを記録した本作は、アルゼンチン犯罪歴史の中で最も有名な連続殺人犯の少年カルリートスの、美しくも儚い青春を描き出したクライム青春ムービー。主人公・カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望む全てのものを手に入れようと、窃盗、嘘を重ね、さらには僅か数年で12名以上の殺人を犯し、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから時に、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いように思えるその美貌でも大きな話題を集めた。


 カルリートスを、本作が“銀幕デビュー”となるアルゼンチンの新星、ロレンソ・フェロが演じる。なお、日本公開を記念したフェロの初来日も決定しており、6月下旬に行われるプレミアイベントでは、フェロが日本のファンと直接触れ合うファンミーティングも実施予定だ。


 公開された予告編では、フェロ演じるカルリートスが、相棒・ラモンとの出会いをきっかけに銃を手にし、初めて発砲したことをきっかけに「もっと撃ちたい」という思いから、躊躇なく銃砲店へと押し入り大量の拳銃を盗み出し、時には大胆に宝石強盗を起こすなど、次第に悪事がエスカレートしていくさまが描かれている。一方で、ラモンたちがカルリートスの姿に不安を覚える場面や、一人静かに涙を流すカルリートスの姿も収められている。


 また場面写真では、カルリートスとラモンがじっと見つめ合う様子や、拳銃を構える女の子を背後から支え、クールな表情を浮かべるカルリートス、制服姿のカルリートスが物憂げな表情を浮かべ、何気なく空を見上げる場面が切り取られている。 (文=リアルサウンド編集部)