トップへ

宝島社が初の60代向け月刊ファッション誌「素敵なあの人」を創刊、グレーヘアや自然体がキーワードに

2019年06月17日 11:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「素敵なあの人」表紙 Image by: 宝島社
宝島社が、新しい60代女性をターゲットにしたファッション誌「素敵なあの人」を9月14日に月刊誌として創刊する。予定価格は税込1,200円。
【あわせて読みたい】宝島社「オトナミューズ」2018年下半期の月刊女性ファッション雑誌販売部数で初の首位に

 「素敵なあの人」は、ファッションムック本として第1号となる「素敵なあの人の大人服」(当時タイトル)を2017年12月に発売。発売から3日で重版となり5万部を突破した。その後、発売したシリーズ全4冊も売れ行きが好調だったことや、2020年に日本女性人口の2人に1人が50歳以上となることから月刊化が決定した。これまで40~60代など幅広い年齢層をターゲットにしたカジュアル系ファッション雑誌や健康情報誌などはあったが、ファッション情報に特化した60代向けの雑誌は同誌が初となるという。同誌のコピーは「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」。「グレーヘア」「自然体」などをキーワードにファッション情報をはじめ、美容、ライフスタイルなどについて特集する。
 編集長を務める神下敬子氏は1973年生まれ。 外資系ファンドのコンプライアンス、商社のアパレル担当を経験した後、ライター業を開始し、ビューティーやファッション関連本など様々な媒体に携わってきた。実用書編集部員を経て、 2016年に宝島社に入社。ムック本「美しく暮らす大人のインテリア」の取材で会った50~60代のファッションが素敵だったと感じたことから、同誌を企画したという。創刊にあたり神下氏は「仕事もリタイアし、子育ても一段落した60代は、実は一番おしゃれを楽しめる世代。若さのみが過大評価されてきた時代は終わり。自分らしいおしゃれを知った大人世代が今、最も素敵です」とコメントを寄せている。
■宝島社:公式サイト