トップへ

マルケス、後ろにクアルタラロがいたから「攻め続けた」/MotoGP第7戦カタルーニャGP 決勝トップ3コメント

2019年06月17日 09:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

カタルーニャGPで優勝したマルケス、2位のクアルタラロ、3位のペトルッチ
MotoGP第7戦カタルーニャGPの決勝レースを終え、優勝したマルク・マルケス、2位のファビオ・クアルタラロ、3位のダニロ・ペトルッチが会見に登場。レースを振り返った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝 優勝)
「レースに向けて、リヤタイヤにソフトを選んだ。僕の強みは可能な限りレースをリードし、攻めて、そして安定したラップを刻もうとすることだから」

「ドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)がリタイアしたことを知った。ペトルッチが2番手で、ペトルッチはフリー走行ではとりわけ速かったわけではないけれど、攻め続けた。その差が広がっても攻めたよ」

「というのも、ヤマハのライダーである彼(ファビオ・クアルタラロの方に目線を送りながら)がレース終盤で速いということを知っていたからね。最終ラップまでタイヤをマネジメントするよう心がけた。チャンピオンシップにとっていいレースになったよ。それに、家族にとってもいい日になった(※弟のアレックス・マルケスもMoto2で優勝した)」

「簡単なレースではなかった。ヤマハライダーはとても速かったし。とにかく攻めたんだ。(2周目10コーナーのアクシデントについては)僕はとてもラッキーだったと思う」

■ファビオ・クアルタラロ/ペトロナス・ヤマハSRT(決勝 2位)
「シーズンでも一番いいスタートが切れるように努めたよ。ポジションはふたつ落とすだけですんだ。4コーナーでは小さなミスをして、マルクとぶつかってしまった」

「タフなレースだったよ。ドゥカティとスズキはストレートでとても速かった。セクター1でダニロ(ペトルッチ)を交わして、ギャップを広げる必要があると自分に言い聞かせたんだ。ストレートでオーバーテイクされないようにね」

「(手術したばかりの右前腕について)表彰台争いをしているときはアドレナリンが出るものだ。痛みは考えなかったし、感じなかった。今は少し痛むけれどね」

■ダニロ・ペトルッチ/ミッション・ウィノウ・ドゥカティ(決勝 3位)
「3位を獲得できて満足しているよ。マルクが言ったように、今週末、僕は速いライダーではなかった。金曜日の午前中にはリヤのトラクション不足、グリップ不足に悩んでいた。けれど、問題解決に向けてベストを尽くしたよ」

「いいスタートを切ることができて、4番手か5番手あたりに浮上できたのだけど、(ホルヘ・)ロレンソがとても激しく攻めてきて僕を交わしにかかってきた。そこで、僕はハードブレーキングをしたんだけど、さらにバレンティーノ(・ロッシ)が素早く僕を交わしていった」

「(2周目10コーナーでのアクシデントのあと)マルクがトップに立った。彼についていこうとしたのだけど、マルクは速かった。僕の方はリヤのトラクションに悩まされていたんだ。それからアレックス(・リンス)とファビオが後方から攻めてきた」

「アレックスは速く、何度かオーバーテイクをし合った。4コーナーでは接触もあったよ。ファビオもとても速かった。残り3周で(2番手がクアルタラロ、3番手がペトルッチという状況のとき)3番手で十分だと自分に言い聞かせたんだ」