子供の弱視のほとんどは、遠視や乱視などの屈折異常が原因で引き起こされる。しかしながら、たとえ弱視であったとしても、両親を含む周囲の人間によって異常を察知されないまま過ごすケースが多い。
iOSアプリ「GoCheckKids」を活用すれば、弱視かどうかを簡単に見破ることができるという。・3ステップで操作完了「GoCheckKids」は医療従事者向けに開発されたアプリであり、現行の検査法と比べても使い方はいたってシンプルだ。
アプリに登録された患者のリストの中から、これから診察しようとする患者を選び、フレーム内に顔が収まるように写真を撮る。その後、電子カルテに送信するだけでOKなのだ。
基本的に、以上の3ステップの操作で完了するため、多忙な日々を送る小児科医にはうってつけのツールと言えよう。・エビデンスに基づく安価な予防医療小児科医の間では、エビデンスに基づく安価な予防医療として定評だ。「GoCheckKids」はすでに計4回にわたる査読付き臨床試験をクリアしており、米国の4500名を超える小児科医によるお墨付きを得ている。
通常、病院や診療所で弱視かどうかを判定するとなると、非常に高額な視力スクリーニング検査機器を購入する必要があり、導入のハードルは高い。それに比べて、「GoCheckKids」による視力検査では、費用が大幅に抑えられ、コストの節約につながる。
GoCheckKids