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平祐奈、磯村勇斗、稲葉友らによる恋模様が大反響! 『御曹司ボーイズ』恋愛ドラマとしての魅力

2019年06月16日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『御曹司ボーイズ』(c)AbemaTV

 10代を中心にネット上で「イケメン揃い!」と話題を呼んでいる、AbemaTVで放送中の連続ドラマ『御曹司ボーイズ』。平祐奈がヒロインを務め、磯村勇斗、稲葉友、山本涼介、飯島寛騎など注目の若手俳優が勢揃いし、これまで放送されてきたAbemaTV作品の中でも特に反響の多い作品だ。実際に、初回放送から視聴者数は270%以上伸びている。


参考:平祐奈、義兄・長友佑都の『御曹司ボーイズ』評判を明かす 「チラ見してくれていたみたい」


 本作の監督を務めているのは、剛力彩芽と山崎賢人が主演を務めた映画『L・DK』(2014年)、上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星が共演した映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』をはじめ、『海月姫』や『きょうのキラ君』などラブストーリーや青春要素を描くのが得意な川村泰祐。本作は、川村監督の演出によるキャッチーな見やすさと、1話につき15分の鑑賞時間も相まって、かなり気軽に鑑賞できるのがポイントだ。短い時間で作品のドキドキ感を味わえるため、鑑賞後のSNSへの投稿なども多いように感じる。


 近年、地上波ドラマでは、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)や『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『中学聖日記』(TBS系)など胸キュンラブストーリーが話題をさらっている。しかし、今クールの地上波ドラマには王道のラブストーリーを描く作品がなく、少し寂しさを感じる視聴者も多いのではないだろうか。ときめく時間や理想的な恋に想いを馳せる時間もまた、リフレッシュには必要不可欠だ。『御曹司ボーイズ』は重い気持ちにならずに恋愛の胸を弾ませる気持ちを体感でき、地上波ドラマで満たされなさを感じている人にはオススメの作品である。


 実際に、AbemaTVが10代の女性を対象にドラマについてのアンケートを取ったところ、『御曹司ボーイズ』はAbemaTV作品でありながら、地上波ドラマに混ざり、「今クール恋愛ドラマで見ているものは何ですか?」という設問で堂々の3位にランクインした。1位は『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)、2位は『東京独身男子』(テレビ朝日系)と話題沸騰中の作品の中に並んでいる。さらに「今クールのドラマでどのキャラクターと恋したいと思いますか?」との設問では、磯村勇斗の役である二階堂陸が第5位にランクイン。視聴者にとっての満足度が高いことが窺える。


 本作の最大の特徴であるのは、恋愛リアリティーショー(以下、恋リア)が舞台であること。今や『テラスハウス』、『バチェラー・ジャパン』、『あいのり』、『ラストキス』など多くの恋リアが視聴者の心を鷲掴みにしている。『御曹司ボーイズ』には、これらの作品の面白さも含まれており、胸キュンドラマとしてだけではなく、恋リアとしての楽しみ方も兼ね備えている。自分のお気に入りのキャラクターを見つけ、それぞれが選んだ相手との恋を育んでいく様子を見ることができるので、自らの恋愛と重ねたり、憧れのカップルを見つけたりなど、通常のドラマとはまた違う距離感で楽しむことができるだろう。恋リア特有の、“意中ではない人とのデート”もあるので、心が揺さぶられる瞬間や、切なさを感じるシーンなど、恋愛に絡む様々な気持ちも描かれる。友人同士で観ていても、誰の目線に立ってみるかで大きく感じ方が変わってきそうだ。


 いよいよ6月16日(日)に最終回を迎える『御曹司ボーイズ』。AbemaTVでは1話から14話までを約30分でおさらいすることができるダイジェスト版の放送を予定していることもあり、今から見始めるのにもまだまだ十分間に合うはず。映画化も決定した『今日から俺は!!』の磯村勇斗、出演した映画『シライサン』の公開を控えている稲葉友など、まさにこれから“くる”俳優たちの勢いが十分に発揮されている本作。恋愛ドラマとして楽しむのはもちろんだが、彼らの大躍進を見逃すわけにはいかない!(Nana Numoto)